母の日

メキシコでは、昨日5月10日が母の日でした。
日本では、5月の第2日曜日ですが、メキシコでは固定で毎年5月10日が母の日になっています。

そのため先週末の日曜日のミサでも、聖体拝領の際、通常はパンのみが与えられますが、その日は特別にお母さんのみワインに少しつけたパンが与えられました。
そして、ミサの終わり際にお母さん達が祭壇前に集められ、お祝いの歌『マニャニータ』が歌われ、知らないお母さん同士でも近くいる人で抱き合ってお祝いを言い合いました。こういう時はとても温かい気持ちになります。
その後、神父さんがお祈りをして聖水をかけてくれ、一人一人に教会のキーホルダーと裏にお祈り、表に聖母マリアと赤ちゃんのキリストの絵が描かれたカードをプレゼントしてくれました。
ちょっとした贈り物ですが、とても嬉しいです。

それから、母の日当日の昨日は、朝起きるなり旦那がお祝いの歌『マニャニータ』の音楽をかけながら、お祝いのハグをしてくれ、会社でも色々な同僚からお祝いの言葉やハグ、お菓子のプレゼントをもらいました。

そして帰宅後、旦那と息子から、バラの花束と（前から欲しかった）小型ミシンのプレゼントをもらいました。
小型ミシンはズボンのすそを上げたり、カーテンを縫ったり、ちょっとした手直しをするのに前から欲しかったので、とても嬉しかったです。
張り切って有効活用したいと思います。

メキシコでは、『母の日』は大イベントらしく、「母の日だから」と会社やお店が午後1時には閉まったり、仕事に来ない人がいたり、定時には皆急いで帰ったりしています。
それは驚くくらいの熱の入れようで、ケーキ屋さんの前も中から人があふれて外に列ができていました。
お祝いにレストランに夕食に行ったりする家族も多いそうで、レストランもかなりいっぱいだったに違いありません。

ケーキとレストランなしでも、私には十分すぎるステキな母の日でした。