OKKOのまわりの、あんなことやこんなこと。。

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The Giving Tree

2006年12月22日 | 日記

THE GIVING TREE Once there was a giving tree who loved a little boy. And everyday the boy would come to play Swinging from the branches, sleeping in the shade Laughing all the summer’s hours away. And so they love, ...

今日も朝から、相談者の方が途切れず、夕方のこの時間からやっと書類整理が始まったりします。

所長は、ニコレットを噛みながら。お疲れ様でございます。

年末にそして新年のお正月そうそうに、取立ての電話等があるのも大変です。

なるべくお一方でもご相談を、とわたしが予約を詰めてしまっているので所長は喉もガラガラのご様子でございます・・・

ホームレスに年末年始に食事を作られるボランティアある都市もあるようですが、このあたりにはありません。


お金がないのは、悪であるとは思いません。お金はあると大変助かります。でも、ないからといって 悪いことではありません。人に迷惑をかけるのは良くないことですが、望んでそういった状態になる方ばかりではありません。

今、十分に収入があってもいつ何時どうなるかわからないものです。

借金があるから、悪いことではありません。
銀行が貸してくれるのであれば中小企業の方々もそれで資金を使うことができるかもしれません。
銀行も貸してくれない、病気にでもなってどうしてもお金がいる。そんな時にできてしまった借金もあります。

普通に暮らしをしていると、ホームレスの方々や、多重債務の方々を偏見の目で見てしまう方がおられます。

相談者の方で、ご主人が亡くなられその後の債務を払っておられる方がいました。

その借金は、息子さんの事業が失敗してできたもの。ご主人が生前に保証人になられていました。

息子さんは行方不明のようです。

「息子さんはこのことは、ご存知で・・・?」
「それは、きっと、しっているでしょう。」とはっきりといわれた、お母さんの「母」としての威厳に胸が熱くなりました。

お母さんといっても、お孫さんのおられるご高齢。

年金は娘さんに全て援助して、ご自分で作物を作って生計を立てて1人で暮らしておられます。

お帰りになられるときには、その「母」としてのお姿に深々と頭が下がるおもいでした。

子どもはかわいいもの。親として最近つくづく自分も感じます。

このことはきっと、お母様にとってはたいへんでも辛くはないのであろうと感じました。

わたしのココロに残ったのは・・・むすこさんのこと。
きっといつか、親不孝に気づく時がくる。その時にどれだけくるしいだろうと。

わたしも、たいそう苦しいです。


Shel Silverstein の The Giving Tree


大切なココロの一冊です。

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