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Hayley Westenra - 千の風になって

2009-05-28 22:03:02 | 日々の日記
Hayley Westenra - 千の風になって


ブログ更新さぼっていました、というより書けませんでした。
今月叔母が亡くなりました。突然の訃報でした。
いつまでも元気でいてくれるような、そんな気がする叔母でした。
書こうか書くまいか、ここ2週間ほど悩んでいました。
でもあえて書くことにしました。
叔母とは小さい時から、疎遠で結局両手で数えるくらいしか、
会ったことがありません。
最期に会ったのは妹の結婚式で、20年くらい前です。
身近な他人よりも縁が薄い関係でした。
しかし一度だけ、深いお話をしたことがあります。
今から十数年前・・・その当時人生で一番つらい体験の中にありました。
眠れない日々が、1年ほど続いていた時でした。
皆様も多かれ少なかれそんな経験、おもちですよね。
ある時、これは私の生まれるルーツに関係しているのではないかと、
直感で感じ、初めて叔母に電話したことがありました。
全然連絡もしていなかった私に、優しく相談にのってくれたのを
昨日のことのように覚えています。
いつも叔母は、やさしかった。

その時に驚いたのは、話をしたこともなかったのに、物事の考え方が一緒だったこと・・・
伯母にも似たような体験があって、その当時の私の考え方(スピリチャルな)を
叔母は、「おばちゃんも務めていた時に、○○ちゃんみたいな考え方をしていたら
結果は違っていたかもしれんね。」なんて・・・
この時にDNAの記憶があるから、こんなことがあるのだろうかと感じました。
また人間の価値観のシステムにも何となく感じ取れた頃です。


女で一人で息子を育て上げ、老後は息子家族と離れて暮らしていました。
最期に電話で話したのが、今年2月・・・本当は会いたかったのですが、
息子家族に3月に会いに行くので、出かけられないと・・・
2月に会っていれば、ヒーリングやリコネクションをするつもりだったのですが、それが出来なかったことが、唯一の心残りです。

叔母のことを考えると、最期まで強い人だったんだな~と思います。
結局誰にも迷惑をかけず、入院することもなく、一人で逝ってしまいました。
一人暮らしのため、発見されるのも遅くなって、しかし苦しむことなく旅立ったようです。

今思うと亡くなった後に、私に知らせるようなことがありました。
探し物をしていたら、ふっと出てきた叔母からの手紙
(一度だけもらって事がありました。)
読み返してみると、前向きなことが書いてありました。
手紙をもらっていたことも、忘れていました。

なぜか急に「千の風になって」が気になります。
亡くなった人は、何らかの形で知らせてくれますよね。

父を亡くした時の悲しみとはまた別な意味で、さびしい感覚があります。
会うことも、話すこともあまりなかったのですが、
生きていてくれるだけで安心感がありました。

いずれ人は、いろんな人と別れなければならないときがきます。
その時まで、その人らしい人生が過ごせたら、それだけで幸せですね。