5月はいろいろなことがありまして。それぞれ大したことではなかったのですが。
そのおかげで冷静に考えてみて気が付いたのが,「何かが違うぞ?」ということでした。
今の仕事を初めてちょうど3年。気が付いてみたら定年退職前の法務教官時代よりも自分の中で仕事の比重が重かったような気がします。
それほど力んでいたつもりはなかったのですが,プライベートは仕事に全力を挙げて円滑に運ぶための休養期間。
強く意識しないままにそんな思いがあったから,せっかく家にいてゆっくりしていてもつい仕事のことを考えてしまったり,こんなことしてていいのだろうかと思ってしまったり。
自分でもおかしいなと思ってたこともあるのです。休みの日でゆっくりしていても,「早く夕方にならないかな。夕方になれば酒が飲める。」とか,飲んだら飲んだで,「早く9時にならないかなあ。9時になれば布団に入ってもおかしい時間ではないし。」なんて考えが頭をよぎることがあったのです。
いやいや本末転倒もいいところで,仕事なんかいつ辞めても問題ないし,辞めればこのプライベートの時間だけ。だというのにこのプライベートの時間の中で「早く時間がすぎないかなあ」なんて,「死ぬのを待ってるの?」という世界ですよね。
もちろん仕事は大事だし,やる以上はしっかりやらなければいけない。だけどようやくどっちが大事かということに気が付いて,というかしっかり認識できて,すると仕事の位置づけはもちろん「生活の糧」ではありますし,仕事をしている以上はそれなりの時間は仕事に充てられるわけで,そうなるとその間は「仕事よりプライベートが大事」といいながらだらだらやっているよりは,「仕事に集中して真剣に取り組む」ということがよりプライベートを充実させることに直結しそうです。
なので休みの日で「今日はだらだらゴロゴロしよう。」という日でも,なんとなく時間の経過を待つのではなく気合をいれて「だらだらゴロゴロ」することを目指してみるのでした。