日本人の原風景なんてフレーズが,そう大々的に喧伝されているわけではないが,どちらも,ふと耳にし,目にしたような気がするし,ホントにそうだなと同意もできてしまう。
だけど,昨日山歩きはクマの被害が最近多くてということもあって,いつもと違う散歩コースを歩いてみて思ったのだが,ちょっと歩くとウチの周りでも,ああ,日本人の原風景,とふと思うようなところが結構ある。
ここで生活している,土地の人はもちろんいちいちそんなこと思わないよなあ。
とすると,こういう風景を見てそんなふうに思うのは,都会者だけの発想で,それも藁葺き屋根なんかに何らかの親しみを持つおじさん世代に限られてくるのではないかということを感じた。
確かに平成生まれのような子供たちに同じ風景を見せても,おじさん世代と同じ感じ方はしないだろうなあと思う。
原風景なんて言っても,もともと個別のもので,降りしきる雪景色だったり,それこそ映画なんかで出てくる三途の河原みたいな風景だったり,それぞれだと思う。
自分でも,考えてみれば,それを原風景と言うのかどうかは知らないが,小さいころ見た夢のなかの風景,と自分では認識している景色がずっとある。
で,何が言いたいのかと,ムリに結論をつけなくてもいいのだろうが,あえて言えば,なんでも画一的に考える傾向は,時には振り返る必要があるかなあ,ということだろうか。
写真は,原風景の話とはちょっと違いますが,せっかく散歩で撮ってきたので,たまには画像も貼り付けます。
コメント一覧
koji
estema22
koji
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事