ふらふらと、街を放浪しています。あなたの姿を求めて、風に揺られて踊っているような花々、小さな声で唄ってくれるあなた。涼やかで、穏かなあなた。震えている花々、あなたに会いたくて放浪旅を続けています。花よ、あなたを苦しめ無い。花よ、あなたはそこにいれ場いい。私が探します。花よ、何時もあなたを見ていたい。花々よ、私の心の光。静けさのなかにあなたを見る。花よ、私の花々よ。私の心にも咲いていてほしい・・・・・。
昨日とは違い、静けさの中に暖かな家族の思いが伝わってきています。花々も何処とはなしに輝いて見えます。あるお店の前小さな鉢の中、寄り添うように二輪の小花「GGおはよう」って声をかけてきました。普段なら通り過ぎるはずの店の前、なぜか微笑んで「可愛いお花ちゃんおはよう」と返事をしてシャッターを切りました、清々しい朝の香りの中での心の一枚です・・・・・。
月曜日の朝、何時になく静かです。なんとなく淋しさを感じています。なぜでしょう。心の移ろいのせいでしょうか、花々も淋しそうです。町全体が静かなんです。秋の風も冷たく感じ思考のまとまらない時間をすごしています。こんな時にはどうすればいいのでしょう。花の写真の整理にもてがつきません。ただひたすらに、花にかたりかけています。花は穏かに微笑んでいるだけ。私だけが落ち着かない気持ちを抱いています・・・・・。
服を一枚重ね着して、デジカメ片手に放浪旅、小さな子供たちのはしゃぎ声、意味は解からずともほほえましい、つい、微笑んでしまう、無邪気な子供たちの声に混じって何時もの花の声、傍によるとにっこりと微笑んでくれます。今日も穏かな一日となりそうです。なぜか昨夜は胸が熱く騒ぎ寝付かれませんでした。今は落ち着いています。花々がそばにいますから・・・・・。
街を彩る花々に心を留めて見てください。心が和みます。特に心淋しいこの季節、胸の中を拭きぬける風に乗って、小さな声が聞こえてきます。きっと、あなたにも聞こえてくるでしょう。それは、唄かもしれない、笛の音かもしれない。それは、花の声、あなたが声をかけてあげれば、花はまた咲いてくれます。あなたにね声をかけられたくて、「なぜ」それはね、何時も誰にも声をかけてもらえないから・・・・・。