ウクライナとポーランド共催のサッカー欧州大会EURO-2012で湧き上がっていた6月30日。休暇で長期滞在していたウクライナのスワトワ市の夜更け。アンティークなテレビをつけると、キエフ市の独立広場で行なわれた大々的なコンサートが生放送で映し出された。ステージをよく見ると、英国のビッグアーティスト、エルトン・ジョンではないか!黒地スーツに散りばめられたラメ、右耳朶につけた耳飾りが眩しい。YAMAHAのグランドピアノを奏でながら、数々のヒットナンバーを軽快に歌っていた。観客はただただ彼の名曲に酔いしれていた。力強い彼の姿に協調し身体を揺らしていた。
▼エルトン・ジョン - LIVE in Kiev, Ukraine 30th June 2012
彼のコンサートが終わると次に登場したのが・・・・クィーン!「We Will Rock You」「We are the champions」など数々の名作を世に送り出した伝説のロックバンドである。CMソングなどで繰り返し使われ、聞いたことがない日本人はいないだろう。ただヴォーカルのフレディ・マーキュリーは既に他界しているので、見所ある若いヴォーカリスト、アダム・ランバートをメンバーが招待、新生クィーンが誕生した。コンサートの前には、在りし日のフレディの活躍を写したビデオが流れた。
▼アダム・ランバートが加わった新生QUEEN - Bohemian Rhapsody (Kiev)
欧米の音楽アーティストに詳しい人なら、このコンサートが何を意味しているか気づくだろう。実は、Euro-2012のファンゾーンで「AIDS撲滅チャリティコンサート」を開催していたのだ。このビッグ2のコンサートで100万グリベン(≒1000万円)が集まった。
エルトン・ジョンは自ら両性愛者であることを明かし、「エイズ撲滅キャンペーン」の活動家として活躍している。またクイーンは、初代ヴォーカルのフレディ・マーキュリーが両性愛者で、数々交際した男性の一人がエイズウィルス保有者であったため、自分もエイズに罹り亡くなった。このためエイズ=同性愛者という式が世界を占め、同性愛者に対する偏見が強まってしまった。だからエルトンやクイーンがこのように精力的に偏見とエイズ撲滅のために努力している。
現在も同性愛に対する偏見は、いまも続いているだろうか?
日本ではオネエキャラのお兄さんや新宿2丁目の現役「男の娘」達がメディアに度々登場し、お茶の間を和ませている。そういう芸風で売り出していない同性愛芸能人は公言しないが、視聴者はなんとなく気づいている。概ね「市民権」を得ていると思っていい、だろう。
次に考えることは恐らく、「ユーラシア圏ではどうなんだろう?」ということだろう。
次号から数回にわたって、ユーラシア圏でのLGBT(※)アーティスト事情を紹介していく。
※LGBT・・・・レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの略
▼エルトン・ジョン - LIVE in Kiev, Ukraine 30th June 2012
彼のコンサートが終わると次に登場したのが・・・・クィーン!「We Will Rock You」「We are the champions」など数々の名作を世に送り出した伝説のロックバンドである。CMソングなどで繰り返し使われ、聞いたことがない日本人はいないだろう。ただヴォーカルのフレディ・マーキュリーは既に他界しているので、見所ある若いヴォーカリスト、アダム・ランバートをメンバーが招待、新生クィーンが誕生した。コンサートの前には、在りし日のフレディの活躍を写したビデオが流れた。
▼アダム・ランバートが加わった新生QUEEN - Bohemian Rhapsody (Kiev)
欧米の音楽アーティストに詳しい人なら、このコンサートが何を意味しているか気づくだろう。実は、Euro-2012のファンゾーンで「AIDS撲滅チャリティコンサート」を開催していたのだ。このビッグ2のコンサートで100万グリベン(≒1000万円)が集まった。
エルトン・ジョンは自ら両性愛者であることを明かし、「エイズ撲滅キャンペーン」の活動家として活躍している。またクイーンは、初代ヴォーカルのフレディ・マーキュリーが両性愛者で、数々交際した男性の一人がエイズウィルス保有者であったため、自分もエイズに罹り亡くなった。このためエイズ=同性愛者という式が世界を占め、同性愛者に対する偏見が強まってしまった。だからエルトンやクイーンがこのように精力的に偏見とエイズ撲滅のために努力している。
現在も同性愛に対する偏見は、いまも続いているだろうか?
日本ではオネエキャラのお兄さんや新宿2丁目の現役「男の娘」達がメディアに度々登場し、お茶の間を和ませている。そういう芸風で売り出していない同性愛芸能人は公言しないが、視聴者はなんとなく気づいている。概ね「市民権」を得ていると思っていい、だろう。
次に考えることは恐らく、「ユーラシア圏ではどうなんだろう?」ということだろう。
次号から数回にわたって、ユーラシア圏でのLGBT(※)アーティスト事情を紹介していく。
※LGBT・・・・レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの略