肥満細胞腫に…なっちゃったワン

きなこ、ラブラドールレトリバー6歳女の子
肥満細胞腫の闘病生活が始まります。
彼女との大切な時間を記したくなりました。

今日手術です。

2019-10-18 09:45:00 | 日記
皆様、台風の被害は大丈夫でしたでしょうか。
被害に合われた方々にお見舞い申し上げます。


手術のため、先程病院に連れて行きました。
脚の出来物は良性のイボでした。少し安心。

今朝は食事抜きです。
朝食の30分前からスタンバイ。長男を横目で見ながらお座りして待ちます。

そろそろごはん🍚
だが、なんかおかしい…誰もくれない…まだ早いのか?…そういえば散歩の後の豆乳もなかったな…水だけなんてありえないのに…え、本当にごはんないの?お兄ちゃん達は出かけてしまった…お母さん…ごはんください…

と、目で訴えてましたが大人しく諦めモードに。


傷保護用に新しいパジャマを購入。
オーガニックコットンで以前からこのシリーズを愛用しています。
先代犬ユウのパジャマも残していますが、きなこの方が大きいのでもう着れません。
寝たまま着る事ができ、背中のリボンで大きさも調節可能なので長く愛用できそうです。

何かあれば病院からお電話下さるとの事、穏やかに気持ちを保ちながら無事手術が終わるのを待ちたいと思います。

動物病院

2019-10-10 08:47:00 | 日記
今の動物病院、お世話になって30年近くなります。
犬を飼い初め3件目でやっと価値観の合う獣医師と出会えました。
「ペット」としての動物の扱い…難しい問題です。
動物のQOLを保つ。
各家庭により出来る事出来ない事があると思います。
どこまで治療をするのか…
そこを話し合える獣医師、そこで価値観が合う獣医師、それで信頼できる獣医師…こう書くと大変ですね。

30年近くもお世話になると医師の代替わりもあります。
今がそれ、きなこがお世話になり初めて…最近代替わりがありました。
生まれつき股関節形成不全があり、手術の時期、手術方も相談済みでした。
もちろんカルテも引き継いで頂き新しい獣医師もわかって頂いています。

でもやっぱり不安なんです。
ユウたんと同じ病気だから余計に、かな。
ユウたんの時はこうだったとか、先生はこんな提案をしてくれた、とか(グチグチ)

ダメですね。
不安を全部今の先生のせいにしてしまっているようです。

獣医師との信頼関係を築く、私の仕事ですね。

で、今私の横で寝てるきなこ…撫でてたら脚に新しい出来物を発見してしまった…
肥満細胞腫ではありませんように…




肥満細胞腫とは

2019-10-09 08:47:00 | 日記
肥満細胞腫は上の図のように表皮の腫瘍から根が張ったようになっています。
根の部分を取りきるため広範囲の切除になります。
肥満細胞はアレルギーや炎症などに関与している細胞で、体の「肥満」関係ありません。
皮膚にできることが多くて、悪性の皮膚がんの中では最も多いです。
粘膜、筋肉、内臓などにできる事もあります。

先代犬のユウたんの場合、7歳時背中に米粒大の出来物を見付けたのが最初です。
気になり調べてもらうと肥満細胞腫との診断が出ました。
「肥満細胞腫」…初めて聞く病名でした。
肥満細胞腫はグレード1グレード2グレード3と分けられ数字が大きいほど深刻な状況となります。
彼女の場合、グレード1だったので大きな傷になりましたが術後、放射線治療や抗癌剤等の必要はありませんでした。
しかし脚、臀部と肥満細胞腫ができ数回手術。
最後は子宮癌になりました。
その時が11歳。
癌を繰り返しましたが、よく食べてよく遊んでとても元気でした。
13歳まで頑張ってくれました。

↑子宮癌術後療養中、パジャマ 姿が可愛いユウたん

きなちゃんも切除手術後グレード判断で今後の治療法が決まります。グレード3になると予後は良くないです。平均で余命半年と言われています。

とにかく、今は…そうだな…楽しく過ごしたいと思っています。


きなこが我が家に来た日

2019-10-06 21:44:15 | 日記
親犬の側でピンクのリボンを着けていたので、ピンクのケースでお迎えに。
仔犬がじっとしているわけもなく、何回もケースに押し込んだ。
しかし、家に着く頃には何故か私の頭にしがみついていた。

用意していたケージの中のおもちゃ目掛けて突進。
今でも目に焼き付いている。

こんなに小さかったきなちゃん、大きくなったね。
赤ちゃんの時から病院ばかり行ってましたね。
生まれつき脚も悪くて、アレルギーもあって、腎臓も悪くて。
病院は大好きで飛び込んで行くけど、診察室が怖くておしっこ漏らすから、オムツして診察してもらってたね。
先生も受付のお姉さんも大好きなのに、診察室が怖いんだよね。
でも今では診察室でもオムツ無し!
小さなぽっつりができる度に検査してもらい今までは大丈夫だったのに、今回は悪性の腫瘍でした。
きなちゃんはいつもと同じで、家族のみんなも病気の話ししないけど、きなちゃんを撫でる回数は多くなったね。
きなちゃんは嬉しくてしっぽぶんぶんしてるけど、きっとみんなは心の奥が痛い。
肥満細胞腫が大変なのはみんな知ってるからね。
でも大丈夫だよ。
私達には経験がある。
きれいに取ってもらって、きなちゃんが痛くないように苦しくないように、でグレードがはっきりしたらより良い治療法をみんなで考えよう。
もしかしたらこれから何度か手術することになるかもだね。
お母さんはずっと側にいるし、家族のみんなも側にいてくれる。
みんなきなちゃんの事、とても大事で大好きだからね。
きなちゃんの誕生日、まだまだ何年もお母さんにケーキ作らせて下さいね。


病状の記録始めます

2019-10-05 08:46:00 | 日記
先週右耳付け根のしこりを組織検査。
先程、病院から結果のお電話がありました。
予定より早い結果報告だったので悪かったのかなと感じ取ってしまった。
肥満細胞腫でした。

先代犬も同じ病気だったので、病気の事はだいたい理解している。
手術の日を決め、腫瘍のグレードで今後の治療法が決まります。
先代犬は7歳で発症し何度も転移手術を繰り返したけど13歳まで生きてくれたから…とかどーでもいいこと、先生もご存知のことも話してた。

大丈夫、大丈夫と…

でも、電話を切り時間がたつにつれ不安なのと苦しいのと様々な感情が混みあげて来ました。

家族もきなこの頭撫でるだけで病気の話はしない。

きなこと私達家族のこれから過ごす日々を書いていけたらと思ってます。