中東の雨
2006年02月24日 | 記
今朝は、お祈りを促すアザーンではなく、雷の音で目が覚めた。
先日の午前中だけのしとしと雨ではなく、今日は本格的に降るようだ。
ここに暮らすようになってから初めての雨のシーズン、といっても1年に2,3日だけ降ると聞いていた。そんな貴重な体験をできることがうれしいしありがたいと思う。
アブダビからドバイへの道。
水煙で前が見えにくくなっている。
夕方のドバイからアブダビへの道。
あちらは晴れているのか、少し明るい空。
そして、そしてもっと強く感じる陽の予感。
空の切れ間から差し込む陽の光。どこかで天使の梯子というと聞いたことがある。
この風景も、私をわくわくさせるもののひとつ。
ここ2,3日気がついたこと。
これまで、どんどん通り過ぎていたような風景や出来事や言葉が、頭の中をぐるぐるする。というよりは、頭に留まるので、パンパンに膨れ上がっているような錯覚に陥る。
ブログに書くとどうなるかな? こんなこと書ける?書きたいなぁ?などと、気がついたらすべてがブログ中心というのだろうか、誰かに見られるということが基準になっているのである。どうしたらすてきなページになる?などと、かなり狭い自分の範囲でぐるぐる回っているのである。
最近、人と比べることはしなくなったと思っていたし、その必要もないということがわかってきていたつもりだったけれど、
結局のところ、生来の「エエ格好しい」(どんな風に自分が見られる?などをやっぱり考えてしまう)は幾つになっても変わらないのだと、少しがっかりする瞬間である。