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このパッケージで1970年、私が学生の頃、東京のデパートで見つけて、思わず買ってしまったキットです。その後2000年過ぎてから、店頭販売で再びお目にかかっています。ユナイテッド航空のDC-8-61です。
それまでのDC-8はシリーズの初期の型で、-10がやはりレベルから1965年頃に出ていました。今と同じ、やはり大戦機やファントムシリーズなどが人気の中で、旅客機は出てくれるだけでも有り難い存在で、それは今でもあまり変わらないでしょうね。よくこのDC-8も出してくれたと思います。出てくれるペースがとても遅いですね。旅客機に関しては。
それがこのキットです。中身はこんな感じ。
今とは大分雰囲気が違いますが、それでも形状は的確にとらえています。
上が主翼上面、下が下面。胴体側の付け根の部分、断面形状が逆キャンバー(反り)になっているのが、よく再現されています。
その後パッケージやデカールを変えていくつかのバージョンが出ています。
これが、その中の一つ、フライングタイガーのDC-8。写真はー63のカーゴバージョンで中はー61のまま。
胴体の長さを比べると一目瞭然。手前がー30、50シリーズ。長いほうが‐61/63.今頃になって、ミニクラフトからー63シリーズのキットがきれいなモールドで出てきています。
タラップなどもついています。しかしながら、この50年も前に出て来たキットを見ると、当時のこの模型を設計した人の志、思い入れが感じられます。
シリーズの50/61のエンジンポッドは独特な形状です。実機の写真を見ながら塗り分けて再現したもの。とても複雑なところですが見せ場でもありまして、ここは手抜きなしで攻めていますよ。40年位前に作って、このエンジンポッドだけ、元気に残っています。
初めてDC-8に乗った時、前方のエンジンポッドが見える席に座りましたけど、主翼にぶら下がったエンジンがあんなによく揺れるのを見て、とても驚きました。ボヨンボヨンに揺れていました。外から見てもあれは絶対に分からないと思います。
キットを買い込んだら、今度は収納が大変で、2個いちにしたり、大変です。
DC-8,あとデカールをいくつか、又紹介したいと思います。
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