確かに部品はMt.Vernonのものそのものですので、作り方が少し近代的になった分だけ個体差が少なくなって品質も均一になっているのかもしれません。
BronxのNY BachからMt.Vernonまでが2万そこそこなのに、Elkhartに移ってから数年でそれを超えてますので、ムダがなくなったのか、大量生産になったのかわかりませんが、えらい変わりようですね。
なぜだか良く分かりませんが、エルクハートの楽器は奇数万番台ができがいい、って聞いたことがあります。3万5万7万9万あたりですか。
NYBachあたりだと既にコンディションがいいものは殆ど市場にないでしょうから、逆にアーリーエルク辺りが人気でるんでしょうね。Mt.VernonとNYBachはまたキャラクターが違いますので、好みが分かれるところです。吹奏感で言えば、NYBachの方がRotaryに近いかな?
だいぶ横道にそれましたが、NYBachのコルネットです。NYBachのマシン部分の色使いが結構気に入ってます。赤いフェルトもいいですね。

同じNYBachでもコルネットとトランペットでは人気の差は歴然なので、以前ヤフオクに出しても全然売れませんでした(笑)。ま、ベルに亀裂が入っていたのをハンダで埋めてますので、思いっきりフルボイスで吹くのには不安があるからかも知れませんが。
でもコルネットでマーラーやブルックナーやるわけはないので、実用上問題ありませんがね。
腹たったので、NYBachのコルネット用MPもオークションで仕入れて、完全にコレクション状態になってます。まだ使えるんですけどね。彫刻はこんな感じではっきりしてます。

ピストンにもちゃんとシリアル入ってますよ。

MPはこんな感じです。

シルバープレートしようか迷いましたが、今のところピストンのカラーリングが気に入っているので、そのまま放置状態です。やっぱりラッカーかしらねぇ。