「無理して高級ブランド」ダサイ 若者に消費感覚異変 1980年代の金ぴかバブリーな記号消費の文化はどこへやら、いまのわけーもんは、質素で堅実で実に自然体だ。ブランドもので自分の価値を底上げしようなんざ、せこくて下品な志向をもちあわせていない。 ポスト消費社会において、脱ブランド化のトレンドはもはやとどめようもないのだろう。 これが「退化」か「成熟」かといえば、もちろん「成熟」の方である。実に喜ばしい。