『知りたい!ソーシャルワーカーの仕事』は、社会福祉も候補に含めて進学先を模索している高校生に適した一冊だ。
『地域を変えるソーシャルワーカー』は、より具体的にソーシャルワークの内実を把握するのに適した一冊である。コロナ禍においても、ソーシャルワークの現場でできる限りの実践が行われていることが、とてもよくわかる。
木下大生・藤田孝典,2015,知りたい!ソーシャルワーカーの仕事,岩波書店.(10.13.2021)
進む人口減少・高齢化社会。深刻化する格差・貧困。ニーズの多様化。そんななか、需要が高まり、注目されている「ソーシャルワーカー」という職業。その仕事の醍醐味と面白さ、さまざまな職場環境、資格、今後の課題など、多様な側面から迫ります。現場と理論をよく知る気鋭の若手二人による、最適の入門書。
目次
1 ソーシャルワーカーの仕事(1)
実践現場の事例から
いくつかの事例から
ソーシャルワーカーの支援の対象―どのような人々と関わるか)
2 ソーシャルワーカーの仕事(2)
理論的立場から
生活課題がある人へのソーシャルワーカーの関わり方
生活課題がある人へのソーシャルワーカーの視点
ソーシャルワーカーの姿勢
社会に対する働きかけ
3 ソーシャルワーカーの実際
ソーシャルワーカーがいる場所
ソーシャルワーカーは何をしている?
資格と広がる活躍の場
おわりに ソーシャルワーカーの課題と未来
朝比奈ミカ・菊池馨実編著,2021,地域を変えるソーシャルワーカー,岩波書店.(10.13.2021)
子ども、高齢者、障がいのある人、そして生活に困窮する人たちを日々地域で支えている民間や自治体などのソーシャルワーカー。コロナ禍の各地での実践、法的な裏付け、よりよい暮らしのための新たな試みを具体的に語る。
目次
ソーシャルワーカーは何ができるのか―コロナ禍での経験を通じて
相談支援とは何か―その理論的基盤
座談会 コロナとともに生きる時代に、できることとは
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