一口に、アセクシュアルといっても、その内実は、実に多様であることに驚く。あまりに多様であるがゆえに、理解がなかなか追いつかない箇所も数多い。
アセクシャルの当事者は、LGBTからもいわれもない中傷、攻撃を受けることも少なくない。その意味で、アセクシャルは、「マイノリティのなかのマイノリティ」と言っても良い。
アセクシャルへの理解が広がることは、「性愛への自由」が強制される社会から「性愛からの自由」が認められる社会への転換につながるだろう。
100人に1人がアセクシュアルと言われています。この本は、そんな当事者のために、また友だちや家族やパートナーがアセクシュアルの人たちのために、さらにアセクシュアルを調べようとしている人たちのために、そして、アセクシュアルなんて存在しないとおもっている人たちのために、そう、全ての人のために書かれました。
目次
1 アセクシュアリティの基礎知識
2 アセクシュアリティの体験について
3 アセクシュアリティについての多くのうそ
4 もしあなたがアセクシュアルなら(または、そうかもしれないと思ったら)
5 知っている人がアセクシュアルか、そうかもしれないと思ったら
6 他の情報
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