本と音楽とねこと

こわくなんかないよ

 先日、同僚(わたしと同じ歳のをんなのしと)から聞いたんだけど、わたしが昨年度の卒論口頭試問で学生を泣かせたとかで、4年生が、「徳ちゃん、こわーい☆」とか言ってるらしい。たしかに、わたしが副査を担当したその卒論はひどかった。あまりにひどかったので、原稿用紙に問題箇所と修正文案を書き出していったら、膨大な量になった。わたしは、口頭試問で、それを提示しながらどこがどうおかしいのか指摘していっただけだ。その場では泣いていなかったので、それほどこたえたとは思っていなかった。
 わたしは、思ってることは原則として率直に言う。でも、自分より立場が弱い者には、できるだけ優しく指摘するように留意している。(権力者に対しては容赦しない。)この卒論については、どこがどう問題なのか、事前にきちんと指摘しなかった主査(ゼミ担当教員)にも非がある。そのことは教員本人にも指摘した。(そんなことを言うからわたしは教員、とくに年長者に嫌われる。ww)だって、かわいそうじゃないか、もしかしたら、その学生は、自分がどれほど珍妙な日本語を書いているのか、わたしから指摘されるまで気づいていなかったのかもしれないのだから。もし、口頭試問でも指摘されないまま、そのまま卒業して、職場でへんてこりんな文章を平気で書いたら、どうなる?考えるだに、おそろしいではないか。最終的にいちばん傷つくのはもちろん本人なのだ。
 学生の論文くらいちゃんとチェックしろ。ちゃんと読め。それともなにか?学生が書いたの読んでもおかしいところがわからないほど、以下、ry。
  

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