不登校・中退生ボランティア学習会

「学校行けなかったら人生終わり」そう思っていましたが、現実は違いましたよ。路はいろいろある。一緒に未来をつくりましょう!

2020年はじまりました

2020年01月07日 | 不登校
2020年がスタートしましたね。
この1年、どんな年になるんでしょう。いや、どんな年にしていきたいかですよね。

私は現在、不登校の子たちの塾で勉強を教えています。
先日、その子たちとお正月の話をしていたところ、心がぎゅっとなってしまいました。

ある中学生の女子だったのですが
「クリスマス、お正月と、子どもはいいね~」などと話をしていたら
「ほしいものない?って聞かれるけど、困るんです。。。」
「なんで?」
「言えないんです。なんだか申し訳なくて。。。」
「え?申し訳ない??」
「なんか、自分でお小遣いためて買う方が気が楽で。。。
欲しいものが、別にやましいものとかではないんですよ。
でも、なんか自分のために、そんな気を使ってもらってるって思うだけで、なんか心苦しくて。。。」
「だって家族だよ。。そんな、、、つかれない??」
「むちゃくちゃ疲れます。。。」

思春期は不安が増大します。脳の働きでもあるから正常なことですよね。
それがそのまま表現できる子はまだ楽なんでしょうね。
周りに迷惑かけたくないから、不安を表に出せない。
良い子にならないと、良い子でいないと。
でも、色んな不安をどう表現したらいいかわからない。
本来だれにでもある人としての存在欲さえも書き消すほど
良い子でいないとと思いこむ。。。
苦しいですよね。
疲れますよね。
そりゃあ、考えて眠れないし
朝も起きれない。

そのままでいのに。
そのままの存在でいいのにですね。

大人がそういってもなかなか伝わりませんよね。
いろんな経験を積む中でしか、その実感はわかないのかもしれませんね。

今年もいろんな経験をたくさんしてもらえるといいなあ。

また春ごろ相談会を企画しています。
みんなで知恵を出し合って、良い会をつくっていきたいと思っています。







最新の画像もっと見る