研修会ノート1
日本フェルデンクライス協会による、 2日間のワークショップに参加してきました。
管理者は、実際にワークショップに参加したのではなく、通訳として参加させていただきましたが大きな気づきや発見を得ることができました。
アドバンス研修会とは?
プラクティショナーのために開かれる卒業生のサポートワークショップです。
今回の講師は、エラット・アルマゴール先生とアナット・クリヴィンヌ先生のお二人。とっても 物腰の柔らかい素敵な女性達に指導していただきました。
内容は、足、脚がどう骨盤・背骨・肋骨とに関係するのか?力がどのように骨格をとおして分散されていくのか?ということを探りました。
講習では、身体を通して物理学・力学を学んだ感覚で、身体をサポートするには、いかに自身と床、それ以外の支えのポイントの存在に気づき使用する能力を身につけるかがキーポイントでした。
無理やり力で力を作り出すのではなく、既にそこにある 床や壁その他の接触した部分の支えを感じ取ることで既に力がそこに存在することに気づけばよいのです。
即興の踊りや コンタクトインプロビゼーション、氣合気道でもこれらの“考え”が応用されます。
“どちらの方向に力がかかり支えられていて、それをどう使って他の部分を動かす原動力にし一つの大きな力をうまく分散させて自由に動くか”
これらを遊び感覚で、ATMをつかって気づかせるよう促してくださる指導者の存在は本当に尊く、生徒たちが率先して新しいことを安心して学べる環境を与えてくれます。これぞ、 フェルデンクライス愛の環境作り!!
講師陣の質の良い学び環境の提供に天晴れでした。
明日は、この続き ノート2”考え”について紹介します。