(11月16日(土)開催の第2回「お稲荷様財縁宿し」セミナーに向けて
狐像に都内某所の稲荷神社でお狐像に稲荷神社のエネルギーを
気功術の応用で凝縮して、セミナーで使用するお狐像に宿す筆者)
はい皆様こんにちは!!
さてさて、
仏教の教えに
「四苦八苦」
というものがあります。
そのうち「四苦」とは
「生(しょう…生まれる苦しみ)」、
「老」、
「病」、
「死」、
の四つの苦しみです。
また「八苦」とは
上記の「四苦」に合わせて、
「愛別離苦(あいべつりく)」…親しい者との別れの苦しみ、
「怨憎会苦(おんぞうえく)」…恨み憎む者に会う苦しみ、
「求不得苦(ぐふとくく)」…求めているものが得られない苦しみ、
「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」…自分の心や身体が思い通りにならない苦しみ
の四苦をさらに加えたものです。
ぶっちゃけ、ブッダは、
人生そのもの、
つまり、そもそも、生きるという行為自体が、
基本、苦しいものなのだ、
と説いてるわけです。
この「四苦八苦」というものをあらためて読んでみると、
僕ですら、ぶっちゃけもう、
生きるのが嫌になってきます(笑)。
だって、人生なんて、
生れた時からもう「四苦八苦」の連続だからです。
幼い子供の頃ならともかく、
思春期に~♪
少年から~♪
オトナに変わる~♪
辺りから、
もう人生は四苦八苦しかありません。
ただ、「四苦八苦」だらけの人生の中にも、
「生きる喜び」
というのも、
もちろんあります。
僕の場合は、
娘が生まれた時に味わった喜びは、
今までの人生の中で感じた、どんな喜びよりも至福でした。
そして今も毎日、
少しずつ成長していく娘の姿を見ることが、
僕の人生の何よりの喜びであり、
またつらい毎日を頑張って生きる励みにもなっています。
また僕は30代後半で開花した霊能力と、
霊能力が開花する前に修行した気功術を組み合わせて、
僕の秘儀である、
空飛ぶ龍神の分け御霊を人に憑けて宿して、
その人の守護龍神になってもらうという、
僕の秘儀
「龍神宿し」
の儀式のセミナーを月イチペースでやらせていただいていますが、
セミナーを受講した方々から、
こんなご利益を得ました、
あんなご利益を得ました、
というご報告をいただくと、
僕の持っている能力を使って、
人様を幸せにすることができたのだ、
という実感がわきますので、
こういった受講者の皆様から寄せられる声も、
僕にとっては、
イチ霊能者として、とても大きな喜びです。
↓ ↓ ↓ ↓
僕の本業であるサラリーマンとしての仕事の方は、
僕は30代の頃に、
普通のサラリーマンの10倍くらいは働いていましたし、
僕が手掛けた、とある企画で、
その企画特集がかなりの社会的反響を呼んで、
(僕の本業は、某大手マスコミで働いてます)、
その結果、恐らく人の命を何人か救う事ができただろう、
と実感できたことがあり、
これ以上の達成感を得られる仕事は、
もうないだろうと思っていますので、
サラリーマンとしての仕事の方には、
ぶっちゃけ全然もう情熱もわかないし、
与えられた仕事を淡々とソツなくこなしていくだけで、
サラリーマンとしての仕事に、
もはや「生きがい」なんてものはまったく感じていません。
ですが、サラリーマンを長くやっていると、
「人生=仕事」だと、
ほとんどの人が洗脳されてしまいます。
特に世間で一流企業と呼ばれるような大手企業で働いていると、
まして部長とか役員のような偉い肩書にまで出世すると、
自分はすごい能力を持つ、
大した人物で偉い有能な人間なのだ!
という勘違いまで起こしがちです。
すごくて立派なのは、あくまで会社であって、
その人は、「会社」という大きな機械の歯車のひとつでしか所詮ないというのにね。
ですが自分は大きな仕事を成し遂げて出世した、とても優秀な人間なのだ、
と勘違いしがちになってしまいます。
ですがそんな人も、
会社を定年退職したとたん、
やることがなくなって、
どうやってヒマをつぶすか、
ということしか考えられなくなります。
で、特に昭和の時代を生きてきた猛烈サラリーマンの多くは、
家族との団らんを犠牲にして仕事に邁進してきた人も多いので、
いざ会社を退職したけれど、
家にずっといても、
妻からも子供たちからも見向きもされず、
家に自分の居場所がない、ということに、
60歳を過ぎてようやく気付く、という悲しい男性もたくさんいます。
僕の直属だった前の部長は、ずっと生涯独身のまま、
60歳になって定年後、
子会社に天下りして役員をやっています。
退屈らしく、
時々、元部下を誘って飲みに行ったり、
キャバクラにひとりで行ったりしているそうです。
お金に関しては、独身貴族のまま退職金ももらえてますから、
超恵まれていて、
老後の経済的な不安は、おそらくゼロでしょうけど、
子会社の役員だって死ぬまでやれるわけではなく、
あと数年もしたら完全に会社に来ることもなくなります。
飲みに行っている元部下の人たちも、
誘われたから仕方なく行っている、
あるいは、その人が子会社も退職した時、
あわよくば、その後釜に引っ張ってもらえるといいなあ、
という下心で付き合っているだけで、
人望はまったくない人で部下から慕われている人でもないので、
完全に会社から離れたら、
「●●さん、飲みに行きましょうよ」、
と誘ってくれる人もいないでしょう。
そのあと十何年間、
死ぬまでずっと孤独な人生を歩むことになるわけですね、
家族もいませんから。
大手企業の元部長だっていう肩書だって、
会社から離れてしまえば、
世間的には何の関係もなく、
端から見れば、ただの孤独な老人です。
最近読んだネット記事で知ったのですが、
日本人男性の平均寿命は84歳ですが、
独身男性に限ってみると、
中央値はなんと67歳なのだそうです。
このブログや、メルマガ、
そして僕の著書などでも何度も書いてますけど、
人を一番不幸にするのは
「孤独であること」
です。
しかも寿命まで縮めてしまうということも、
データとしてはっきり証明されているのです。
妻が、僕と結婚する前に勤めていた会社の社長は、
親会社からの天下りで社長になった人なのだそうですが、
家に居場所がないらしく、
土日の休みの日でも、
仕事もないのに意味もなく会社に来ていたそうです。
そんな人生の、どこが幸せ?
と、僕は思ってしまいます。
サラリーマンは、定年退職した後、
特に上の役職にいた人ほど、
自分宛てに届く年賀状がドッと減って落ち込むそうです。
仏教の「四苦八苦」に加えて、
現代社会では、
「孤独」というのも、
もうひとつの新たな「苦」と言えるでしょう。
つまり、
現代社会を生きる僕らにのしかかっている重い十字架は、
「四苦八苦」ならぬ
「四苦九苦」
ということです。
僕もローカルの超ド田舎出身の上京組なのでよくわかりますが、
田舎で暮らしていると、
祭りや町内会の集会といった、
深いご近所付き合いも必ずあり、
自分の農園で取れ過ぎた野菜をお裾分けし合ったり、
という、ご近所の人同士の親密な付き合いも必ずあります。
その代わり、
いろんな噂話も頻繁に飛んでいて、
狭い世界なので、そんな噂もあっという間に尾ひれがついて広まるので、
人間関係が密過ぎて、煩わしいこともたくさんありますが、
少なくとも、今都会で問題になっている、
「老人の孤独死」、
というのは田舎ではほとんどありません。
必ず世話を焼いてくれる人がいるし、
葬式も町内会のご近所の人たち総出で行われます。
僕の限られた人生経験則で語るなら、
微妙に都会な、都会の外れのやや田舎の方、
というのが、多分日本では一番悲惨です。
昭和の高度成長期に、ニュータウンと呼ばれ、
公団住宅がバンバン建ったような街ですね。
住む人も住宅も超高齢化し、
昭和の頃は栄えていた商店街もすっかりさびれてシャッター通りとなり、
かといって田舎のような、親密なご近所付き合いがあるわけでもなく、
孤独な老人たちが一日中図書館でヒマをつぶしたりしています。
あるいは老女同士で、
ファミレスのドリンクバーだけで延々と粘りながら、
病気の話と、ダンナの悪口と、
わずかしかもらえない年金の愚痴を延々と話してるわけです。
そういう現場に実際僕も遭遇したことがあり、
隣の席で、否応なしに聞こえてくる彼女たちの会話を聞いているうちに、
飯が不味くなるから早く店を出て行って、
よそでやってくれ!
と怒鳴りたくなりましたよ、ええ。
聞いてるこっちの気が滅入るような話を、
延々と聞かされながら食事せざるを得なかったわけですからね。
しかもこういう街はたいてい民度が低くて、
若者はヤンキーが多くていまだに暴走族が夜中に爆音を立てながらバイクで走行していたり、
コンビニのゴミ箱もゴミであふれかえったりしています。
僕の父親が今住んでいる街が、まさに神奈川県の外れにある、
微妙に都会なのか田舎なのか…という感じの街で、
車の運転のマナーも悪いし、
ヨロヨロと走る、ご老人が乗った自転車が平気で対向車線を走っていたり、
いきなり道路を横断してきたりするので、
車で父の家に行くときは、ちょっと緊張します。
まだ結婚する前に、
父が住む家の近くにあるカー用品店に今の妻と行って、
僕が買い物をしている間に、
店の前のベンチに妻が座って待っていたら、
見るからにヤンキーっぽい男からナンパされたそうです。
オートバ●クスの店の前のベンチでナンパって、
ヤバくないですか?(笑)
都会で人が多いほど、人はかえって孤独になっていく、
そしてそこに住む人たちの心も、どんどんと孤独になって荒んでいく、
という悲しい自己矛盾を、
現代の日本社会は抱えているのです。
しかも少子高齢化がますます進むことは確定しているので、
わざわざ僕が言うまでもなく、
日本は確実に沈没していく一方でしょう。
ですから僕の娘には、
大人になったらいつでも日本を逃げ出せるように、
英会話を習わせています。
大学に進学したら、
どんなにお金がかかっても、
アメリカなど海外の大学に短期留学させるつもりで、
今からそのための貯金も始めています。
僕が80歳くらいになった時の30年後くらいには、
日本は相当没落しているでしょうし、
娘が老人になった頃の日本は、
完全に今の発展途上国と同じくらいの経済状況になっていることでしょう。
また格差が激しい国は治安が悪化することは歴史が証明していますから、
“無敵の人”とネットスラングで呼ばれるような、
“あたおか”な人による凶悪犯罪もますます増えるでしょう。
なぜこうと断言できるかというと、
人口が減っていく国は発展することはない、
ということは、歴史が証明しているからです。
台湾は日本以上に出生率が低くなっていますが、
台湾は、少子高齢化が進んだ先の未来を見据えた政策を、
台湾政府がしっかりとやっています。
台湾がまず目指したのは、
徹底した政治の透明化・可視化だそうです。
独裁政治が長く続き、
今の自由と民主主義を市民の手で勝ち取ったという自負が、
国民ひとりひとりにしっかりとあるので、
政府も国民に一切隠し事をしない、ということを徹底的にやっているそうです。
だから、新型コロナが流行して世界中がパニックになった時に、
台湾ではオードリー・タン氏という天才的な政治家がITを駆使して、
国民がパニックに陥ることを防ぐような新型コロナ対策や政策をやり、
また国民も国の政策を支持して、国の決定に従ったのです。
台湾には、日本のように裏金を作って使っても逮捕されない国会議員が大手を振って威張っている、
ということがないのです。
政治や政策、そして国の金の流れの徹底的な透明化、
そしてもっとより大胆な少子高齢化対策、
これを日本ができない限り、
日本はますます没落していく一方でしょう。
ユニクロの柳内会長が先日、
このままでは日本は滅びる、
と警鐘して賛否両論出てますが、
日本のデフレ化を進行させたのは他ならぬユニクロも共犯者で、
しかも会社の内部留保も1兆何千億円もあるそうです。
こんな日本の1年間の国家予算にも匹敵する、
この内部留保(会社が持ってる貯金)をもっと吐き出して、
ユニクロの社員の給料ももっとバンバン上げて、
投資に回したら、
日本のデフレは少しは解消するでしょうし、
追随する会社ももっと増えると思うんですよね。
このままでは日本が没落するのは間違いないけど、
おま言う? どの口が言う? と正直思ってしまいます。
アベノミクスの失敗は、株価は上がったけれど、
企業が儲けた金を投資に回さずに内部留保、つまり溜め込む方にばかり走ったことです。
つまり3本の矢のうち、第3の矢がまったく刺さらなかったということです。
アベノミクスは失敗だった…と言う人は少しずつ増えてますけど、
もっとみんなが声を大にして言うべきことだと思いますけどね。
とまあ、日本の行く末をいくら嘆いたところで、
僕ら個人が幸せになることはなし、
ましてや四苦八苦から逃れることもできないわけで、
じゃあ、僕ら個人が、
自分が幸せになれるように、
できることは何か?
ということを考えることが大切だし現実的なことなわけですよね。
そもそも、この世におぎゃーと生まれた時から、
四苦八苦というのは、それこそ死ぬまでついてくる、
生きる人間の宿命であり、逃れることはできないわけです。
逃れられないなら、じゃあ、しょうがないよね~…と受け入れる、
こういう、
いい意味での「諦念」
というのが大切だと思うのです。
だって、抗ったって、余計苦しくなるだけだからです。
で、じゃあ、この四苦八苦というものを受け入れた上で、
少しでも幸せに生きられるためには、どうすればいいか?
という話になるわけですが、
生きる苦しみという十字架を背負いながらも、
その中でも、少しでも生きる喜びを感じられるような生き方をしていく、
ということしかないわけですね。
僕の場合は、子どもの成長を見るというのが、
何よりも代えがたい生きる喜びになっているわけですが、
もし万一、子どもが事故にでも遭って亡くなってしまったら、
一転、生きる喜びから、悶絶の悲しみ、四苦八苦へと変わってしまいます。
社会全体を見渡してみても、
日本の“失われた30年”で、特に30代後半から50代前半の人たちの中には、
超就職氷河期で、就職できなくてアルバイトや派遣社員で暮らさざるを得ない人もたくさんいるわけです。
お金がなければ、子どもを作るどころか、結婚すら難しいわけです。
特に男性の場合は、収入と結婚率が比例している、というデータもあります。
とはいえ、日本の離婚率も今は35パーセントくらいで、
3組に1組は離婚してるわけですから、
結婚=幸せ、とも一概にも言えない悲しい現実もあるわけです…。
離婚というのも、
まさに四苦八苦の「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」に当たるわけで、
四苦八苦の中でも生きる喜びを見つけるというのも、
本当に難しいことなわけです。
つまるところ、
生きる喜びとは、
あ~! 自分は生きている! 幸せだな~!
と、どれだけ感じれるか、
そう感じれる行動をどれだけたくさんできるか、
ということになります。
テレビのバラエティ番組に『オモウマい店』というのがあり、
結構好きな番組でよく観ているのですが、
ものすごい大盛なのに、
値段がびっくりするくらい安い、
そして店主も個性あふれる人たちばかりで、
観ていると幸せな気持ちになれる、なかなか稀有なバラエティだと思います。
とにかく原価を無視した超大盛なのに、なぜこの値段、という料理を出す店ばかりで、
全然儲けられてないんじゃね?
むしろ作れば作るほど赤字なんじゃね?
と観てる方が心配になるような店ばかりなのですが、
店主の人たちは、皆とても幸せそうです。
安い値段で、お客さんがお腹がいっぱいになってくれるのが、
何よりも幸せだ、と個性あふれる店主たちは一様に語ります。
超お金持ちの実業家の、宇宙旅行したり、SNSでお金配りしている前澤なんとかさんより、
この番組に出て来る店主たちの方が、お金はないけど、
ずっと幸せそうに僕には見えます。
超大盛の料理を食べているお客さんたちも、
あまりのデカ盛りに驚きながらも、
皆幸せそうに料理をほおばっていて、
おいしそうに食べているお客さんの姿を、
テレビで観ている僕たちも幸せな気持ちになれます。
じゃあ、本当に幸せな人って、どんな人?
というと、
身近にいる家族などはもちろん、
他人をも幸せな気持ちにできる人なのではないかな~…
と思うのですよね。
いくらお金があって、
金に物を言わせて人と関係性を築いても、
今話題の“紀州のドンファン”みたいに、
金目当ての女に殺されたりして、
悲惨な人生で終わってしまうわけですよ、
これは極端な例ですけど。
ブログやメルマガでも何度も書いているように、
この世に働く宇宙の三大法則のひとつに、
「持ちつ持たれつ(相互扶助)」
というものがあります。
また「因果応報」という法則もあります。
人を幸せにしてあげれば、
巡り巡って、その幸せは結局自分に返ってきますよ、
というのは、
宇宙の法則で決まっていることなのですね。
自分がやった行いによって人から感謝されることは、
何よりうれしいことですし、生きる喜びを感じられるし、
そしてその人から感謝されたという、
この感謝のエネルギーは、
やがて何十倍にもなって、
自分のところに帰ってくるのです。
だって、それが宇宙の法則だからです。
ですから、自分が幸せになりたいのであれば、
急がば回れで、
人様のお役に立てる何かをやって、
人様から感謝される、
というのが、幸せへの一番の近道なのですね。
だって、宇宙の法則は絶対で、しかも万人に当てはまるから。
四苦八苦から逃れられないというのは、これは生きる者の宿命なので、
例えどんなに苦しい時であっても、
人様の役にお役に立てる、自分ができることは何か?
ということを常に考えること。
四苦八苦から逃れることはできないけれど、
その中にも一筋の光明を見出せる方法は、
人様のお役に立てることをやって、人様から感謝されること。
これに尽きるんじゃないかな~…と僕は思うのです。
だって、それは宇宙の法則だから。
さてさて、
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