皆様こんにちは!
今日は、僕のメルマガを読んでくださっている読者の方から寄せられた質問にお答えします。
この方は統合失調症という重い精神疾患を長年患っていて、
自死したい、という思いがわいて出る時があるそうです。
そんな方に、僕なりの精一杯のお答えを書きました。
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Q私は統合失調症なのですが、死にたくなってしまったときはどうすればいいのでしょう?
まず、医学的というか、肉体的なことからお話します。
もし飲酒の習慣があるのであれば、お酒は絶対に飲まないでください。
アルコールは、体内で分解される過程で、鬱を悪化させる物質が生成されます。
ですから、精神疾患のある方や、鬱の方にとって、アルコールは百害あって一利なしですので、酒を断ってください。
それから心を病む人は、腸が不健康な人が多いです。
腸は第二の脳と呼ばれていますが、僕が信頼している整体の先生は、
腸が天皇で脳は行政機関だ、と言っています。
脳内ホルモンと呼ばれる物質の90%以上が実は腸で作られています。
脳の健康を目指すのであれば、まずは腸の健康を目指すのが、近道です。
すでに統合失調症の西洋薬は服用していると思いますが、
おススメは漢方の桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)と四物湯(しもつとう)を一緒に飲む「神田橋処方」という漢方薬の服用です。
脳内につらい記憶や嫌な記憶が蘇る、フラッシュバックと呼ばれる脳内現象を緩和させる効用があります。
かかりつけの医師に相談してみてください。
毎日の有酸素運動は、脳にとても効果的です。
毎日40分のウォーキングが脳を冴えさせることがハーバード大学の研究で明らかになっています。
またサイクリングを続けていたら鬱が改善した、という人もいます。
高価な自転車ではなく、家にあるママチャリで十分ですので、サイクリングやウォーキングを始めてみてください。
さらに毎日瞑想することをおススメします。
瞑想が脳の状態を安定させてリラックスさせることも科学的に実証されています。
人は、健康な人でも、雑念という脳のおしゃべりが起きている間は止まらないものですが、
統合失調症は、この脳のおしゃべりが、ものすごくひどくて、自分でもコントロールできない状態なのだろうな、と推察いたします。
瞑想というのは、この脳のおしゃべりをコントロールする訓練です。
統失の方がいきなり瞑想をするというのはなかなか難しいと思います。
そこでおススメしたいものに、
瞑想補助CD「ヘミシンク」の中に「ディープ10リラクゼーション」というものがあります。
これはナレーションに従って、顔から全身にわたって余計な力みを抜いていき、リラックスしましょう、というCDです。
ナレーションが聞こえるか聞こえないかくらいの小さなボリュームで、瞑想をしてみてください。
1か月も続けていれば、かなり効果を実感できると思います。
統合失調症の本質的な原因は、脳内ホルモンと言われる神経伝達物質の分泌異常が原因であると考えられています。
さらに、生まれつき発達障害があると、二次障害として、統合失調症や鬱を併発しやすくなります。
残念ながら、根治療法はありませんが、発達障害の症状を緩和させる薬もいくつかあります。
ですので、ADHDやアスペルガー、いわゆるASDかどうかの発達検査もしてみてください。
次に、マインド、心のあり方のお話です。
もしあなたが亡くなってしまったら、ご両親や友人など、悲しむ人がいるのではありませんか?
もし自分が死んだら、その人がどんな気持ちになるか、深く想像してみてください。
あなたの大切な人がもし死んだら、どんな気持ちになるかを考えれば、想像するのは簡単だと思います。
あなたが死ぬことで、悲しいと思う人が、ひとりでもいれば、それだけで、あなたには生きる価値があります。
なぜなら、あなたが生きることで、あなたの大切な人を悲しませずに済むからです。
僕の会社の先輩で、おそらく過労で、孤独死した人がいます。
僕も葬儀に参列しましたが、
その方のお父様が、絞り出すような声で「無念です」と言っていたのを今でも鮮明に覚えています。
残された人は、もっと自分が何かをやっていれば、あの人は死なずに済んだかもしれない…と、一生後悔の念にさえなまれます。
あなたは、あなたを愛してくれる誰かに、そんな後悔の念を、一生背負わせたいですか?
そんなの嫌ですよね?
人は、自分のためだけに生きるのではありません。
誰かのために生きるのです。
誰かを悲しませたくないから生きる、
ただそれだけで、生き続ける動機としては十分すぎるくらい十分です。
僭越ながら、あなた様を霊視させていただきました。
守護霊様からのメッセージは、
とにかくもっと勇気を持ってください、というものでした。
希死観念を持つ人にとっては、毎日生きることそのものが、ゴールの見えない過酷な冒険の日々に感じられると思います。
あなたとは直接お会いしたことはなく、メールのやり取りだけですが、
それでも、赤の他人のあなたに、こうして真剣に考え、何かを伝えようとする者がいます。
死んでしまえば、このようなご縁に巡り会えることもありません。
勇気を持って生き続けていれば、こんなご縁に巡り会うこともできます。
こうしたご縁をつなぐことこそ、あなたの守護霊様の大きな援助です。
ですから、目には見えないけれど、あなたのことを応援してくれている存在を心から信じて、
その存在たちを悲しませないようにしてあげてください。
誰かを悲しませないというだけで、あなたには生きる価値があります。
愛を持ち、そして持たれる、ということは、苦しいことでもあるのです。
多かれ少なかれ、どんな人でも、苦しみを抱えながら生きています。
こんな文章を書いている僕でも、あまり偉そうなことを言えたことではなく、
若い頃には真剣に自死を考えたこともあります。
僕だって、毎日生きるのは、とても苦しいです。
でも今も僕はこうして生きていて、今は大切な家族を守るために生きています。
想像してみてください。
ものすごい豪雨の嵐が過ぎ去って、広がる青空の美しさを。
人生は、降ったり止んだりの繰り返しです。
そもそも、ずっと晴ればかりなんて人生を歩む人は、いないのです。
ですが大雨を知るからこそ、晴れた日のありがたさも実感できます。
そもそも死後の世界、「あの世」は、ものすごく穏やかで平穏な世界です。
では苦しい「この世」に、なぜ僕らはわざわざ転生してきたのでしょうか。
苦しみを味わうことで、生きることと、そして「愛」のすばらしさを再認識するためです。
明石家さんまさんは、過酷な幼少期を過ごし、
自分の子供に「いまる」という名前を付けました。
「生きてるだけで丸儲け」の略です。
生きている、ということに、無理して意味を見出そうとしたりする必要もありません。
そんなことをしたところで、正解など絶対に見つからないし、余計に苦しくなるだけです。
どんな人生にも正解などありません。
ただ、人を傷つけたり苦しめたりするようなことをしなければ、
それは誤っていない人生です。
もしあなたが自死したら、傷つき悲しむ人が必ずいることでしょう。
それは誤った人生であり、正しい人生ではありません。
僕の母も、膠原病という不治の病で、50代後半の若さで亡くなりました。
根治療法がない病気に体を蝕まれ、本当に毎日がつらかっただろうと思います。
そんな母が残した最後の言葉は、
「我ながら良い人生であった!」
というものでした。
そんな強く優しい母の子供に生まれてきたことに、僕は心から天国の母に感謝しています。
死ぬ間際に、まあ、悪くはない人生だった、と思えれば、それで十分なのではないでしょうか。
どんな人にも平等に必ず訪れるのが、死です。
なにもしなくたって、嫌でもいずれ死ぬのですから、
ならば、自然に死ぬ瞬間まで、生きればいいのではないでしょうか。
生きることに意味を見出す必要はありません。
自分の人生と誰かの人生を比べる必要もありません。
この地球上のありとあらゆる生き物の中で、自分はなぜ生きているのか、なんてことを考えるのは、人間だけです。
だからこそ苦しくもあり、そして尊くもあるのです。
人の命には平等の価値がある、なんてきれいごとを言うつもりはありません。
今もこうしてウクライナやガザでは多くの人が亡くなっています
つい70年前の日本だってそうでした。
残念ながら、世界と歴史を見渡せば、人の命はけして平等でないことがわかります。
そもそも人生というのは不条理なものなのです。
人生とはそもそも不条理なものである、という真実を心から受け入れれば、案外、大抵のことに耐えることができます。
おススメの、ぜひ見て欲しいテレビのバラエティ番組に、
「水曜どうでしょう」という番組があります。
ローソンのロッピーでDVDを買うことができます。
大泉洋さんが、芸能界に出るきっかけになった番組です。
この番組を観ているうちに、鬱が治った、という人もいます。
なんにも考えずに、ただ笑って、人生の悲喜こもごもを味わえる番組です。
人間は、笑っていないと、鬱がひどくなります。
表情筋を動かすことは、脳の健康にもとても大切なのです。
ですから「水曜どうでしょう」のDVDでも見ながら、大いに笑ってください。
僕は、ヒマな時は、極力笑える動画を観るようにしています。
なるべく何も考えない、くだらないのがいいです。
僕がよく見るのは「タモリ倶楽部」のワンコーナーの「空耳アワー」と、
昔NHKで深夜にやっていた「ケータイ大喜利」です。
この記事を読み終わったら、とにかく笑える動画を観てください。
笑うことこそ、何よりの特効薬です。
それでは、毎日を、頑張る必要はないので、力を抜いてなんとなく生きてください。
成功を夢見る必要もありません。
あなたが死んだら悲しむであろう人を、悲しませないために生きる、それだけで十分です。
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