はい皆様こんにちは!
僕の新刊
『「自分神様」とつながる!』
が、2月12日に発売されます!
帯には『「引き寄せ」の教科書』など大ベストセラー作家の、
奥平亜美衣さんからも推薦コメントいただきました!
奥平さん、ありがとうございました!!
こちらは、皆さん誰の後ろにも付いてくれている
「自分神様」(=守護霊)とのつながりのパイプをより太くして、
「自分神様」からの守護をより強めて、
幸運と、さらに金運も上げるために、
どのような心構えで日常を送ればいいのかということを、
とても分かりやすく解説した内容になっております。
現在、全国の書店、Amazonや楽天ブックスなどネット書店でも、
購入予約可能でございます!
気になる方は、ぜひお読みくださいませm(. .)m
さてさて本日のお話は、今から8年くらい前、
京都にある、日本の稲荷神社の総本山とも言える、
伏見稲荷大社を初めて参拝した時のお話でございます。
伏見稲荷さんと言えば、このブログをお読みの皆さまでしたら、
知らない方はいらっしゃらないと思います。
実際訪ねてみますと、
もう、小高い山ぜ~んぶ、稲荷神社!
大小たくさんの神社が何千社もある、という、
本当に圧巻で感動の稲荷神社でございます!!
まだ行かれたことがないかたは、
ぜひ京都に行かれました際は参拝することをお勧めいたします!
さてさて、僕が初めて、
この伏見稲荷大社に参拝させていただいた時のことなのでございますが…。
そもそも、その時、京都には、プライベートの旅行ではなく、
本業の、私の会社員としての業務の一環として、
日帰り出張で行く予定だったのです。
もちろん伏見稲荷神社を参拝するつもりなんて毛頭もなく、
土曜日の、あさイチの京都行の新幹線に乗って、午後3時くらいには業務が終わるので、
仕事を終えたら京都駅に直行して、さっさと家に、夜くらいには直帰する…
という予定だったのですよ。
その京都出張には、僕の他に、よその部署の人たちも合わせると、
出張してきた人は計10名強、という、
うちの会社にしては、結構大がかりな業務だったのですが、
当日、京都について、あらビックリ!
なんと、その出張での業務には直接は何の関係もない、
僕の直属の上司のK課長まで京都に来ちゃってるじゃないですか!
K課長も来てください…なんてひと言も言ってないのに…。
僕が京都に行くことを聞きつけて、
勝手に自分も部長に、いろんな理由をつけて出張願を出して、
きちゃったんすよ…京都に…勝手に…呼んでもないのに…。
まあ、そのKさん、頭のネジが1本飛んでるというか、ちょっと変わった人ではありましたが…。
50歳半ばを過ぎて、ずっと独身。
まあ、ちょっと変わってる人だよね~、というのは、
みんな内心思っていたと思います。
ただ性格は優しくて温厚だし、仕事熱心ではあったし、
業務上のミスの責任を部下に押し付けるなど絶対にせず、
むしろ自分でかぶりにいくような人だったので、
いろいろ、あまりよろしくない評判もチラホラと小耳に挟むこともありましたが、
本音と建前のセコい使い分けをせず、
出世欲をギラギラさせてるタイプでもなく、
とても正直な人柄で、
僕個人は、なんでもざっくばらんに相談できて、
結構好きな上司でした。
ただ、周囲に事前に相談もなく、
いきなり思いつきで突拍子もないことを、
たまにやらかすので、
副課長は時々キーーーッってなってましたけど(笑)
ですから、そのK課長が京都に来てた時は、一同ビックリしましたね、軽く。
で、なんとそのKさん、実は京都の出身で、もちろん京都にとても詳しく、
みんなで昼飯を食べに行きましょうとなった時に、
京都で飯食うなら、ここがいいよ、と、
みんなをオススメのレストランまでひっぱっていったりと、
頼んでもいないのに、
勝手に京都のプチ観光ガイドをおっぱじめるわけですよ。
で、内心みんな苦笑いしながら、
Kさんの後をついていく、
という珍道中が(出張ですけど)繰り広げられたわけです。
さてさて、そんなこんなで無事業務も終了しまして、
みんな三々五々現地解散で東京に戻りましょう、となったのですが、
そのKさんが、
「とみながくん、今日、この後なにか予定ある?
ないなら、一緒に京都で夕飯食べてから東京に帰ろうよ!
すごくうまい店、知ってるからさ~!
帰りの新幹線なら全然本数も遅くまであるし、間に合うでしょ?」
と、しつこく僕を飯に誘ってくるわけですよ。
で、僕も後は家に帰るだけだし、
せっかく京都までわざわざ来たんだから、うまいものも食いたいし、
上司が一緒なら、飯代も上司が領収書切って経費で落としてくれるから、
タダでうまいもん食えるだろ!ってスケベ心の打算が働きまして、
それにKさんはグルメで有名な人でもあったので、
さぞかしうまい店に連れて行ってくれるであろう…と思いまして、
「あ~いいっすよ! 飯行きますか!」
と、Kさんの誘いに乗ったわけです。
で、鴨川沿いにある、こぢんまりとした、
でも、明らかに高級だとわかるホテルにタクシーで移動して、
そのホテルの中にある和食レストランで、
中年のおっさん二人で、舞子遊びをするわけでもなく、
コースの懐石料理に舌鼓を打ち、京都の地酒をしこたまあおりながら、
いろんな雑談をしたわけです。
もちろん慕っている上司ですから、
僕の仕事のことで小言や説教を言われる、なんてことも一切なく、
ワイワイと楽しく食事をしてたわけですよ。
で、Kさんも日本酒を飲んで、ほどほど酔っぱらったところで、
いきなり僕に聞いてきたのです…。
「ところで、とみながくんさあ、伏見稲荷神社に行ったことある?」
「いや、まだないですね~…」
「参拝してみたいと思わない?
キミ、神社とか結構好きだと思うんだけどなぁボクは…」
「まあ、面白そうだとは思いますけど、どうなんすかね~…」
実はここで、僕は、
あ! もしかして腹を探られているのではないか…と、
この時ちょっとドキッとしたわけですよ…。
僕は今から15年くらい前に、
アメリカで開発された「ヘミシンク」という瞑想補助CDを聞きながら瞑想していたら、
突然脳内に、僕の「自分神様」のガンさんが現れて会話をしだし、
いわゆる霊能力と呼ばれる不思議な知覚に突然目覚め、
2010年には『体外離脱するサラリーマン』(ハート出版)という本まで出して、
日本各地で講演会をやったり、セミナーをしたりという、
「にわか霊能者」として、会社には内緒の”副業”をやっていたわけです。
で、もちろん、僕が会社に隠れてそんな”副業”をしてることは、
もちろん会社の人には話してなかったのですが…
すげー仲のよい、うちの会社に出入りして常駐で仕事してるフリーランスの人とか、
本を出す前に社内恋愛で付き合ってた元カノとか、
僕が本を出して、
スピリチュアリストとしてブログを書いたり講演会をやったりしてることを、
知ってる人も社内にひとり、ふたりはいたわけですよ。
で、その人がうっかり、
僕が本を出してるよ、なんてことを誰かにしゃべって、
それがウワサで広まって、
僕が「とみなが夢駆」であると身バレしてる可能性も、ゼロではないわけで…。
で、このKさん、なぜか社内の事情にめちゃくちゃ詳しくて、
会社のマル秘情報を、結構知ってるのですよ。
自分からはベラベラと話したりはしないのですが、
酒を一緒に飲んで、
酔っぱらったタイミングでいろいろさりげなくほじくってみると、
某常務と、ある課の独身の女の子が泥沼不倫してて、
社内メール使って痴話喧嘩して、
パソコンに詳しくない常務から、
メールの履歴を全削除してくれってなぜか僕が頼まれたことがあったんだよね~…
な~んていう、うちの会社の、
怖笑える話を、ちょいちょい、
本人を特定できないレベルにボカシて話してくれたりするわけですよ…。
ですから、僕が「とみなが夢駆」であることを、
このKさんは知っているのかも知れない…
と、ちょっと身構えたわけです…。
するとそのKさん、こんなことを、声を少し張り上げて言ったわけです。
「僕はね、キミは伏見稲荷に、絶対参拝した方が、いいと思うんだよ!」
「…なんでそう思うんですか???」
と、軽く僕も探りのジャブを返しますと、
「いやまあ、それは……まあ…」
と、ちょっと言葉を濁しまして…。
(ああ、バレてるな…)
と、僕は腹をくくりました…。
「とにかく! キミは絶対、伏見稲荷に参拝すべきだ!
せっかく京都に来たのに、伏見稲荷に行かないなんて、
きっと伏見のお稲荷様もがっかりするよ!」
と、ここまで強く言うわけですよ…。
「でも僕、日帰りで出張届出したから、
ホテル代会社から出ないっすよ…」
するとKさんは、こんなびっくりすることを申し出てくれたのです!
「いいからいいから! ホテル代は僕が出してあげる!
実は僕、このホテルの会員でね、
部屋が空いてれば、割安で泊まれるんだよ!」
(念のため繰り返しますが、
その辺にあるちんけなビジネスホテルではなく、
明らかに高級ホテルです。
信じられない独身貴族です…)
「だからね、僕と相部屋のツインルームになっちゃうけど、
ホテル代は出してあげるから、
今夜は京都に泊まりなさい!
で、伏見神社は、
とにかく早朝の雰囲気が、ものすごくいいんだよ!
だから、僕は寝てると思うけど、
きみは朝5時くらいに起きて、
伏見稲荷にタクシーで行くといいよ!」
直属の上司にここまで言われてしまっては、
サラリーマンとしては従うしかありません(笑)。
お言葉に甘えて、上司が予約した部屋で1泊し、
夜中に上司が大きな寝っ屁をこいて、
それが毒ガス並みに、ものすご~く臭くて起こされて、
(同宿者の屁が臭くて夜中に目が覚めるなんて、
人生で初めての経験です。
どれだけ臭かったか、ご想像ください)
グースカといびきをかいて寝ている上司を尻目に、
ドアと窓を開けて部屋の空気の入れ替えをする…
なんてハプニングもありながら、
朝5時に起きて、
ドアの前で「ありがとうございました!」と寝ている上司に向かって、
手を合わせてお辞儀をし、
タクシーで伏見稲荷大社へと向かいました。
着いてみると、朝5時過ぎなので、もちろん他に参拝者はおらず、
境内には僕ひとり。
上司の言う通り、
稲荷神社とは思えない、ものすご~く清々しいエネルギーに満ち溢れています。
上司が朝に参拝しなさい、と言うのも、よくわかります。
さてさて、早速本殿に向かい、参拝したところ…。
伏見稲荷の神様から、
びっくりすることを言われたのです!!
僕「初めまして。とみながムンクと申します。
本日は参拝する機会をいただき、ありがとうございます…」
神様「やあ! よく来たね!
キミに会えるのを、楽しみにしてたよ!」
僕「え~~????
楽しみにしてたって…てことは、
僕の存在を知っていたってことですか???」
神様「もちろん!!!
キミの顔を見れてうれしいよ!
キミに自覚はないだろうけど、
我々神々の間では、キミのことは結構いろいろウワサになってるんだよ!」
僕「マジすか~~~~~~!!!
こちらこそ光栄です!!!」
さて、神社の神様、特にお稲荷の神様の間で、
なぜ僕のことがウワサになっているかについては、
実はちょっと思い当たるできごとが、
その、さらに数年前くらいにありまして…。
このエピソードは、長くなるので、
また別の機会に…。
とは言え、神様の間にも、
人間のようなウワサのネットワークみたいなものがあるのか?!
と、少し驚きましたが…。
神様「キミがここに来たのもね、
ワシが、ここに来るように、
いろいろと”仕組んだ”んだよ。
ほんとはもっと早く会いたかったのだがね…(笑)」
僕「じゃあ今日は、伏見稲荷様に、ご招待されたってことっすか???」
神様「まあ、そういうことだね(笑)
とにかく、今日は心ゆくまでここで楽しみなさい!」
僕「わーい! 神社の神様にご招待いただけるなんて、
とても光栄です!!!
ありがとうございます~~~~!!!!」
ってことで、その後2~3時間くらいかけて、
伏見稲荷のお山を巡り、
何千とある稲荷神社をできるだけたくさん巡って、
とても清々しい気持ちに浸りながら、
伏見稲荷を後にしたのでした…。
僕に伏見稲荷に参拝することを強く勧めてくれたKさんも、
数年前に定年退職いたしました。
今となっては、とても懐かしい思い出ですね。
さてさて僕は、
自意識過剰かも知れませんが、
日本全国の神社や稲荷神社に、
かなりご縁があるな~…
そして、守られているな~という実感があります。
旅行に行ってたまたま泊まったホテルから徒歩数分のところに、
地元で有名な大きな神社があったり、
全然違う目的で旅行に行ったのに、
なぜか神社を参拝する流れになったり…
とにかく、僕が意識して行ったわけでもないのに、
なぜか神社を参拝する流れに、
いつも不思議となってしまうのです…。
そんなご縁があって、神社を参拝するたびに、
ああ、僕は神社の神様の皆さまに、
すごく愛されてるな~
ありがたいな~…。
と、つくづく思うわけですよ。
ってことで、次回は、
氣の鋭さのエネルギーは日本一!
と断言できる神社を参拝した時のエピソードを、
ご紹介いたしますので、
お楽しみに!!!
それでは!
アディオス!!!