楽しみにしていたロストワックス講習に参加しました。
御徒町に本校のある日本宝飾クラフト学院の夏期講習です
8月8.9日の2日間で10:30~4:00です。12名の参加でした。
昼食1時間の休みがあるだけです。ひたすら取り組みます。
ワックスは初めてでしたが、地金から切り出すのとは違い、柔らかいのと修正が効くという点ではいいなーと思いました。
皆さん遠くから来ていらっしゃって、宝飾の学校としては有名な学校なんですね。京都や大阪からの方のいましたね。
昨年は彫り留めの講習を受けました。今作品に取り入れています。習って良かったですね。幅が広がります。
ひたすら頑張ります
皆さんすごい集中力で楽しく勉強できました。
ロストワックスとは蝋で作品を作ります。
1日目は立体的な波型のリングを作りました。
リング用の穴の開いたハードワックスの棒状のを切りサイズを測り切り落とします。
それを彫刻刀で線を切り出し、ヤスリがけしたり、紙ヤスリを使ったりして
磨き上げます。
けがきで線引きするのですが、線跡が沢山付いてしまいちょっと分けわかんない時もありましたが、先生が優しく、よく見てくださいました。
本当にご迷惑をおかけいたしました。
ヤスリで削ってはいけないところをすりだしてしまったり...
先生が気がついてくれて助かりました。
最後にはこんな風に完成しました。 内側をくり抜いて金属の厚みが1mm位になるようにします。


これを鋳造して金属に置き換えられるのです。
柔らかいので複雑なデザインや立体感を出すにはワックスが最適ですね。
続いて2日目はソフトワックスの講習です。
リングを2つ作りました。
1つ目はハードワックスの削り粉を利用します。
パラフィン紙に模様を描き、サイズに合わせ両面テープで留めます。
アルコールランプで針を焼いて削り粉ワックスを付け溶けたワックスを紙に描いた 模様の上に塗っていきます。
何回か重ね付けしていきますとしっかりした模様になっていきます。
次に紙を外し縁などを綺麗に修正していきますと、この様になります。

透かし模様のようです。
地金でこれを作るのは無理です。これは手軽で利用価値がありますね。
石を乗せたらいいなーとイメージしてます。
2つ目はシートワックスを使ったリングです。
板状になっているワックスをカッターで切り抜き、指先で暖めながら形を作ります。
これは柔らかいので簡単に形を作れますね。
2つの葉っぱを交差させたリングで簡単です。
鋳造したらいい感じじゃありませんか
裏で蝋留めします。青いのが留めたろうです。


後は鋳造してリングになります。普通は専門業者に委託するそうですが、私は好奇心の塊みたいなので自分で挑戦したいと思います。
東急ハンズで鋳造セットを買いました。
原理としては金属枠にワックスの型をつり下げ石膏を流します。 乾かしてから火にかけると、蝋が溶け出し、原型の空間が石膏の中に出来るのです。
そこに金属を流し形を作るのですが、 よく研究してから取りかかりたいと思います。 何事もやってやれないことは無いと思い、失敗覚悟でやります
後日成功したら掲載いたします。少し心配