ブログの書き始めなんて書き方分からないので早速、フィカスの葉の縁にある白い点の正体を書きます。

ずばり、「炭酸カルシウムからなる非晶質の固体」です。

これが何なのかという事を説明すると、
フィカスの表皮近くにある"異形細胞"の一種である鍾乳体細胞(lithocyst)なんです。
このリソシストと言う部屋のような空間に蓄積される形でシストリス(鍾乳体)が充填されます。
シストリスは英語で書くと'cystolith'です。
よく聞く尿路結石とかのアレ?
鍾乳体が見られる植物はクワ科の他には、イラクサ科やアサ科、ウリ科などがあって、葉の表皮近くにあることが多いですが、植物によって存在する部位が異なるんですね。
ちなみにインドゴムノキの鍾乳体の主成分は、9割が炭酸カルシウムで、残りはカロース、セルロース、他多糖類との事でした。
発見から数百年経っているにも関わらず生理的な役割は不明ですが、とある文献によるとインドゴムノキをCO2欠乏状態にし、光照射下に放置すると鍾乳体が縮小・消失する現象が観察され、同条件で暗黒下や光合成阻害剤で観察した結果、鍾乳体に変化が無いことから、炭酸カルシウムは光合成の時のCO2の供給源と言うのが暗示されているそうです。
にしても、よくイチジクに見られる葉の点々が未だよく解ってないなんて、かなり興味深いし面白くないですか?
植物学は細胞などのミクロな研究が盛んで、あまりこう言う研究はされてないイメージです。
いつか解明される日が来ると良いなと思います。
今日はここまでにしときます。