一流の男、二流の男 | |
里中 李生 | |
三笠書房 |
キャップ書房で面白そうと思い買いましたが
著者の里中氏をインターネットで調べると
評価の良し悪しが非常に分かれており、
買ったの失敗かなと思いました。
そして、読み進めていくと評価が分かれるのもごもっとも。
非常に高圧的な文章で
自分の言っている事が正しいんだ!
という感じがプンプンしています。
しかし、私はどちらかと言うとそこが面白くて気に入りました。
昨今のひ弱になった男性を叱咤し
このように生きていないから〇〇なんだ!。
と書いています。
しかし、上から来るだけあって的を得ている事も多かったです。
気に入ったフレーズもいくつかメモしました。
女性からすると
何時の時代の話なん?
という意見もでるかと思いますが、
チョッと弱気になっている男性にはお勧めですね。
あまり、硬く考えずに読むと面白いと思います。
彼の言っている事全てが正しいとは言いませんが、
世の男性の多くが取っている行動によって
彼の言っている通りの結果が出てしまっている以上
認めざるを得ないと思います。
いい意味で刺激的な本だと思いました。
『男が強くなり一流を目指すためには』といった内容で、
人にやさしくとか思いやりをもって等の話は出てきませんので
そのような本をお探しの方には合わないかもしれませんね。