昨日いつもお世話になっている櫛屋さんのTさん(以後、おっちゃん)が来ました。
このおっちゃんとは、もう18年くらいのお付き合いで私が理容師を目指して
修行に出たときから、私の使うすべての櫛をつくっていただいています。
修行時代には家まで遊びに行って、当時よく材料として使われていた鼈甲の
現物を見せてもらったり、時には自分で材料を選ばせてもらったりしていました。
もちろんオーダーメードで私の手に合った櫛を作ってくれます。
まさに職人の中の職人。同じ技術を売りにしている技術者として尊敬しています。
私が実家に帰るときもお願いして家まで来てもらうようになりました。
おっちゃんが来ると私は、いつもお店をスタッフに任せて喫茶店に行きます。
いつもお茶を飲みながら櫛屋さんから見た理容業界の現状の話を聞いたり
他愛も無い世間話などを通して情報交換の時間です。
理容業界の話なんかは、他では絶対に聞けないことが聞けたりしてとても
勉強になります。1度来ると必ず私の心を刺激していきます。
昨日もいろんな話をしていたんですが、なんとなく
隣の席のとても体格の良いおばちゃんから視線を感じていました。
体も心なしかこちらを向いているような気が.....?
まあ、あまり気にせずしゃべっていました。
話しも終わり「さあ、帰りましょか!」と私が言うと
隣の席のおばちゃんが、「もう、帰るの、あ~、面白かった!!」と言いました。
エッ!?
おばはん、人の話、全部聞いとったんかい!
別に聞かれて困るようなことは話していませんが、かなり引いてしまいました。
何処で誰が聞いているかも知れません。
これからは、ピンクのニットを着た立派な体格の女性には気をつけます。
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