ファーストヘアーハヤシの瓦版

懐かしい本の話で盛り上がりました。

先日、同級生が散髪に来てくれたんですが、
小説の話で盛り上がりました。

私は、夢枕獏さんの本をたくさん読んでいるんですが、
高校生まで全く本を読むことも無く過ごしていました。
しかし、

このままやったら『漫画』は見るけど『本』は一生読むこと無いなぁ、
でも本くらい読まんとあかんのとちがうかなぁ・・・。

と、思い友人に相談し紹介してもらったのが夢枕獏さんの

『幻獣少年キマイラ』でした。

キマイラ 1 幻獣少年・朧変 (ソノラマノベルス)
夢枕 獏
朝日新聞出版

このアイテムの詳細を見る


最初は読むのがしんどくてたまりませんでしたが、
慣れてくるとどんどんおもしろくなりました。

それからは、夢枕獏さんの小説を片っ端から読み漁りました。

で、それだけでは飽き足りず弟が読んでいた栗本薫さんの
『魔界水滸伝』も借りて読みました。


魔界水滸伝〈1〉 (ハルキ・ホラー文庫)
栗本 薫
角川春樹事務所

このアイテムの詳細を見る


これ、働きだしてからは弟と一緒に住んでいないのでどうなったのか
結末がわからず、気になってます。

あまりにも面白かったので、作中で引用されていたラグクラフトさんの
『クトゥルー神話』という非常に気持ち悪い本も読みました。

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))
H・P・ラヴクラフト
東京創元社

このアイテムの詳細を見る


私、かなりマニアックな本を読んで育っているでしょ。

そのほかにも当時流行っていた平井 和正さんの『幻魔大戦シリーズ』や
荒俣 宏さんの『帝都物語』、藤川桂介さんの『宇宙皇子(うつのみこ)』
など読んでいました。

また、織田信長や三国志、徳川家康などをあつかった
歴史小説も読みました。

で、何が言いたいかといいますと、
その散髪に来てくれた友達が同世代ですから
私の読んでいた本をほとんど読んでいてくれました。

久々に本の話で凄く盛り上がりました。
散髪中、ひたすら喋っていました。

その様子を見ていた若いスタッフに聞いてみると
私と友人の会話が、

あまりにもマニアックな話なので何を言っているのか
全く理解できないようでした。

私にとって、この本の面白さを理解してくれる人が
いてくれた事が本当に嬉しかったです

うちの奥さんは、私の読んでいた本は気持ち悪いそうです。
確かに、女性受けする本は読んでいませんでしたからね。

最近では、読む本もビジネス書が多くなりましたが
やっぱり空想の世界の小説を読むと脳の違うところを
使っている感じがして楽しいです。

これからも面白い本を探して読もうと思います。
勿論、マニアックなものもね。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「読書&映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事