ファーストヘアーハヤシの瓦版

サモアの方、ご来店

先日、お店の外から店内を凄い険しい顔をして
睨んでいるお客様がいらっしゃいました。

どう見ても外国の方。

お店も忙しかったのですが、

私    『入ってこられますかね?
      うちの店誰も英語喋れないんですけど。』

お客様  『マスターなら大丈夫。誰とでも喋れるから。』


等とお話していると、入ってこられました。

この瞬間、お店では目に見えない緊張感が!

すぐに、私が受付をするため話しかけると
たどたどしいながらも日本語が話せることがわかりました。

そして、私が接客を担当させていただきました。

最初は緊張したものの、すぐにペラペラ、ペラペラと
日本の方とお話しするよりもいろんな事をお話しました。

このお客様、日本に来て13年の英語の先生でした。
ニュージーランド出身のサモア人の方でした。

面白かったです。

ニュージーランド出身ですからラグビーの話や
最近映画の撮影でよく使われている話、
私がオーストラリアに行ったことのある話など
喋りっぱなしでした。

あまりにも盛り上がり、

『あなた、凄いよ。
 私、こんなに日本人と話したの初めてよ。』

と褒めて?くださいました。

私の喋りが世界に通じた瞬間でした。

というか、気分よく話していただけなんですけどね。

言葉、喋れなくても何とかなるもんですね。

何度か海外に行った時に痛感したことで
それ以来、駄目もと覚悟なら気楽に
外国の方と喋れるようになりました。

単語を並べた無茶苦茶な言葉でもお互いに相手の
言っていることを理解しようと努力しますからね。

また、外国人ということでいろんな不便さも感じているそうで、

『何時も髪の毛を切りに行っても誰も話しかけてくれないので
 羊の毛を刈られているような気分だった。』

と、おっしゃっていました。


我々の仕事は、ほとんど日本人相手なので、
外国の方がいらっしゃると
どうしていいかわからなくなって、
黙り込んでしまうんですよね。

英語、勉強しようかなと つくづく思いました。

その後、私と交代したスタッフのM君がサモア人の英雄
マーク ハントやマイティ モウといった格闘家の話で
盛り上がったそうで、お帰りの際には

『また、来るよ!!』

といって握手をしたそうです。
勿論、メンバーズカードも作られました。
(サモアのお名前、初めて聞いたお名前でした。)

緊張したのは、ほんの一瞬で本当に楽しかったです。

又のご来店をお待ちしております。
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