昨日、近くの商店街を歩いていると
「お～い、チョッと！！」
という大きな男性の声が聞こえてきました。
見てみると目の不自由な方が自転車に乗ったおばさんと
接触したようでした。
（本来、商店街は終日自転車で走ることは禁止されています。）
で、走り去ろうとしたおばさんは、人目を気にしてしぶしぶ
おじさんの方へ戻ってきました。
おじさんは、杖の先が折れていているのを見せながら
「これからＪＲ高槻駅まで行かないとあかんのに、杖の
先が折れていたら行けない、どうしてくれるの？」
とおばさんに言っていましたが、おばさんは
そんなん、しらんやん。！
見たいな雰囲気でおじさんをあしらっていました。
そして、おじさんが
「杖のことは、もういいから
何とか駅まで連れて行って欲しい。」
と言っているのを無視してそのおばさんは、
おじさんが見えない、追いかけられないと分かっていて
逃げてしまいました。
なんという事をするおばはん！
人としてどうよ！？
おじさんは、「チョッと！ちょっと！」
と言いながらおばはんがいなくなったことに
気がついたらしく途方にくれていました。
あまりにもかわいそうと思い、
「おっちゃん、僕もＪＲ高槻駅に行くから一緒に行こう。
リードするからついてきて。」 と私がいうと
「兄ちゃん、ありがとう。」といって感謝してくれました。
駅に行くまでの間、いろんなお話をしましたが
目が見えないことをいいことに理不尽なことを
されることがあるそうです。
私自身は、ケア理容師（福祉理容師）の講習に出ていたから
何のためらいも無く出来たことかもしれませんが、
もう少し、体の不自由なかたに手を差し伸べないといけませんね。
逃げたおばはんなんて、言語道断です。
怒りのパワーで途中から
「おばさん」が「おばはん」に変わったの気づいてくれましたか？
そのぐらい腹立たしいことでした。
