昨晩、録画しておいた火垂るの墓 実写版見ました。
毎年お盆の時期になるとアニメが放送され、その度に
節子~!!
と言って号泣している私ですからビデオを再生するのにかなり心の準備がいりました。
午後10時から見れば午前1時には眠れるのが分かっているのに
午後11時30分までほかのテレビを見たりしてグズグズしていました。
明日仕事というのが分かっているのに。
寝不足ではしんどくなると分かっているのに。
一人で号泣するには家族全員が寝静まるのを待つしかありませんでした。
そして、ついにビデオ再生!本編が始まりました。
アニメと全く同じ内容と思っていましたが、始まり方が違っていました。
しかし、戦争中の話になり3分ほど経つと駅で清太が死んでいるシーンに
なりました。右の頬を涙が流れていきました。
反応が早すぎるやん!!
と、自分に突っ込みながらドンドン本編に引き込まれていきました。
清太、節子役を演じていた2人はアニメに比べても全く違和感無く
本当にビックリしました。
アニメの実写かは、イメージが固まっている分だけ違和感を感じ
失望させられることが多いんですが、今回のドラマ化は見事でした。
子供達が演じている姿を見て、
二人とも、アニメをかなり見て役作りしたんかな~。
と、思ってしまうほど見事な演技でした。
又、関西弁を見事に話してくれていたのが気持ちよかったです。
変な関西弁ほど耳障りなものは無いですからね。
二人とも関西出身でしょうか?それとも練習の賜物でしょうか?
いずれにせよ、何のストレスも感じず見ることができました。
今回は、アニメではあまり触れていない久子おばさんの感情の変化が克明に
描かれていてアニメより深く掘り下げたドラマでした。
ただ、不思議なことにあまり泣くこともありませんでした。
節子が死んだときにもう一度泣いたくらいでした。
何故泣かなかったかというと、自分なりに考えてみると
全編通してアニメと比較ばかりしていて感情移入が出来なかった。
そしてもう1つ、こちらがホントの意味の原因だと思いますが、
アニメでは清太の目を通して清太のアングルから見た話なんですが、
ドラマでは、久子おばさんが話の中心になっていたため
主人公が清太、節子から久子おばさんに代わっていたように思いました。
同じ原作でも切り口を変えると全く違う話になってしまうんですね。
個人的にはアニメのほうが好きですね。
今回初めて見た方には是非、アニメを見ることをお勧めします。
ドラマが悪いと言っているんじゃありませんよ。
アニメが凄いんです。号泣しますよ。
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