栃木少年合唱団の第47回定演が、来週2月1日(日)に栃木市文化会館にて行われます(入場無料)。栃木のWEBサイトによれば、現役団員が7名にまで減少し、栃木OB諸氏に参加協力の呼びかけを行っていました。OB名簿の不備もあってなかなか大変なようです。(当OB会も名簿管理では他人事ではありません…)
(写真は2005年の定演後のロビーにて)
私は何度か栃木の定演に足を運んでいますが、その印象は「アットホーム」に尽きます。栃木市長もOBという伝統ある合唱団で、父母を中心とした関係者の方たちが裏方として演奏会を支えており、とても好印象を持ちました。音楽劇での衣装や大道具も手作り感があって、子供たちと父母と先生が一緒になって創ってきたことがうかがえます。
栃木に限ったことではありませんが、各少年合唱団ごとに、声質も指導も運営もまるで違うのでビックリさせられることがあります。それらを比較するだけでも刺激的で、異文化を知るような面白さがあります。
少子化によって団員数の減少は切実な問題です。フレーベルも小川町時代の終盤には団員数が激減して危機的な時代がありました。しかし駒込移転と同時に、地元の新聞販売店に子供が居そうな地域を聞き出して、その地域に折り込みチラシを入れて団員募集をかけたことが効果的だったと、当時担当だった渡辺女史から伺ったことがあります。その後、幼稚園児の団員を募集するようになってからは、この少子化の時代にあっても80名前後の大所帯になっているようです。
さて現役の隆盛の一方で、当OB会のほうはというと、現役卒団式→OB会入会式といった連携行事がなくなったこともあり、ここ数年は卒団生の名簿追加が行われず、実質的にOB会入会数がゼロの状態がずっと続いています。なんとかしなければという思いはあるのですが。(ちなみにほとんどの少年合唱団では、我々のようなOB会組織はないようです。)
ところで、フレーベル少年合唱団は今年で50周年を迎えます。全国の各少年合唱団も同時期の創立ですので、来年の2010年に広島少年合唱隊とグロリア少年合唱団(鎌倉市)が、2011年に呉少年合唱団が、2012年に桃太郎少年合唱団(岡山)と栃木少年合唱団が、それぞれ50周年を迎えます。(TOKYO FM 少年合唱団も旧ビクター少年合唱隊から数えれば、2011年に50周年となります。)
昨年のグロリア少年合唱団の定演では、ホールロビーにOB向けブースが設けられ、休憩時間にOBへの名簿記帳を呼びかけたり、昔の写真の展示などが行われていました。どの合唱団も50周年に向けて、OBへの働きかけが活発になってきているようです。
創立当時に現役少年だった方たちは団塊の世代の方たちです。フレーベル館の武藤社長も団塊世代で、定演幕間の社長挨拶では、1期生と同世代なのだと述べておられました。団塊の世代の方たちが、この50周年を機会にOB会活動に参加されて、ぜひ若いOBや現役団員にも刺激を与えて頂ければと思います。
(写真は2005年の定演後のロビーにて)
私は何度か栃木の定演に足を運んでいますが、その印象は「アットホーム」に尽きます。栃木市長もOBという伝統ある合唱団で、父母を中心とした関係者の方たちが裏方として演奏会を支えており、とても好印象を持ちました。音楽劇での衣装や大道具も手作り感があって、子供たちと父母と先生が一緒になって創ってきたことがうかがえます。
栃木に限ったことではありませんが、各少年合唱団ごとに、声質も指導も運営もまるで違うのでビックリさせられることがあります。それらを比較するだけでも刺激的で、異文化を知るような面白さがあります。
少子化によって団員数の減少は切実な問題です。フレーベルも小川町時代の終盤には団員数が激減して危機的な時代がありました。しかし駒込移転と同時に、地元の新聞販売店に子供が居そうな地域を聞き出して、その地域に折り込みチラシを入れて団員募集をかけたことが効果的だったと、当時担当だった渡辺女史から伺ったことがあります。その後、幼稚園児の団員を募集するようになってからは、この少子化の時代にあっても80名前後の大所帯になっているようです。
さて現役の隆盛の一方で、当OB会のほうはというと、現役卒団式→OB会入会式といった連携行事がなくなったこともあり、ここ数年は卒団生の名簿追加が行われず、実質的にOB会入会数がゼロの状態がずっと続いています。なんとかしなければという思いはあるのですが。(ちなみにほとんどの少年合唱団では、我々のようなOB会組織はないようです。)
ところで、フレーベル少年合唱団は今年で50周年を迎えます。全国の各少年合唱団も同時期の創立ですので、来年の2010年に広島少年合唱隊とグロリア少年合唱団(鎌倉市)が、2011年に呉少年合唱団が、2012年に桃太郎少年合唱団(岡山)と栃木少年合唱団が、それぞれ50周年を迎えます。(TOKYO FM 少年合唱団も旧ビクター少年合唱隊から数えれば、2011年に50周年となります。)
昨年のグロリア少年合唱団の定演では、ホールロビーにOB向けブースが設けられ、休憩時間にOBへの名簿記帳を呼びかけたり、昔の写真の展示などが行われていました。どの合唱団も50周年に向けて、OBへの働きかけが活発になってきているようです。
創立当時に現役少年だった方たちは団塊の世代の方たちです。フレーベル館の武藤社長も団塊世代で、定演幕間の社長挨拶では、1期生と同世代なのだと述べておられました。団塊の世代の方たちが、この50周年を機会にOB会活動に参加されて、ぜひ若いOBや現役団員にも刺激を与えて頂ければと思います。
今回の栃木定演にはどうしても外せない用事があって行けませんでした。前半だけでもと思ったのですが、我が家からだと半日以上はかかってしまいます。
栃木市は歴史文化的に面白い土地柄で、まだ旧駅舎だったころにも歴史的建造物などを観に行った記憶があります。観光協会や栃木市のホームページに、栃木少年合唱団の案内があっても良いのではないかと思うのですが(数年前の全国大会の時も然り)、他の任意団体との調整などいろいろあるのでしょうね。50年続けば周囲の評価もまた違ってくるのではないかと思います。頑張って欲しいです。