
良くなったり、悪くなったり…
blogを見返すと、前に次男の気になる様子を書いたのはこのあたり。この時に、3週間前くらいから気になる…と書いているので、症状が出始めたのは、6月半ばくらいなのかな。
もともと几帳面で、ちょっとこだわりがある次男。でも、今年の様子は、初めての症状。7月10日のblogにもあるように、
1「宿題に時間がかかりすぎる(字を何度も何度も消しては書き直す。
丁寧に書けてないことやバランスが気になる)」
2「ゴミを捨てるところをいちいち確認する」
に始まり、
3「学校の持ち物確認(教科書・ノートを1冊ずつ確認、筆箱の中身も確認、
連絡帳に書いている宿題・持ち物をランドセルに入れたら、
『入れた』『やった』とメモする。連絡帳に書いている項目を、
指さしして声を出し、確認」
4「宿題があってるか、私に確認をもとめる」
5「宿題をしている間中、私に側にいるようにもとめる」
6「戸締まり確認(玄関だけでなく、トイレ・部屋・窓・車の扉も)」
7「入浴時に、脱いだ服のポケット確認、靴下を表に返す」
などなど。とっても症状がひどくなったり、ちょっとマシになったりを繰り返しています。
夏休み前には、1~5くらいまでの症状が出てて、学校に行かない夏休みには少し落ちつくかな、と思ってはいたけどやはり宿題に捕らわれ、「一行日記」にも捕らわれ、夏休み終了。
夏休み終了後、9月半ばに市教育センターの教育相談を受けに行きました。(私だけで)
いろいろ話を聞いてもらい、アドバイスをもらい、ちょっと気が楽になり、担任の先生にも話をしたり…。
次の相談は、10月始め。運動会で、子どもは忙しく疲れていることもありましたが、アドバイス頂いたことで、状況は多少よくなったかのように見え、11月の相談でとりあえず終わりましょうか…ということになりました。
10月の相談で言われたことは、次男は「バランスが悪い」のでは、と。
運動のバランスが悪い子は、心のバランスもうまくとれず、心がしんどい時に、こういった状況がでる場合がある…と。
そういえば、10月1日に行ったアスレチック。次男が行きたいと言ったにも関わらず、ターザンロープのような乗り物は、自分一人で乗るのが難しく、私が押さえてあげないと乗れない…。本人も怖がる。
…バランスを取るのが苦手、なんですね。(ただのどんくさいヤツかと思ったら
)
それは、練習をすることで改善もされるんだ…と。
ちょうど、その頃、次男がやりたがった遊びが、向かい合わせで立って、両手でお互いを押し合い、足が動かないようにバランスを取る遊び。次男は、力が強いので、正直しんどいのですが
、相手をするようにしました。
あと、ボーイスカウトでよくやるロープ相撲。これもバランスの遊びです。
『感覚遊び 運動遊び』(発達障害の子のための本)も買って、意識するようにしました。
…で、そもそも なぜこんなふうになってしまったか?
新しいことに慣れるのが得意でない次男。保育園から小学校に入学した時、ちゃんと適応できるかな…というのが、なんとなく心配で、私が退職した一因にもなっています。そんなにえげつなく何かがあったわけではないんだけど、ただの私の勘。
小一の4月、やっぱりちょっとしたことでくじける。学校行きたくないと言う。
(ほぉ~んまにささいなこと)
クラスになじむのに時間がかかるのは、毎年のこと。新しい環境に慣れるのに、とっても緊張してるんだろうな、と。
でも、2年3年と進むにつれて、ちょっとずつ慣れるまでの時間が短くなるように感じました。3年の終わりには、担任の先生から聞いたことに寄ると、次男のおとぼけぶりがクラスでウケルことも。そんなふうに、次男はクラスでの『居場所・立ち位置』ができたようでした。
しかし、4年の今年、夏休み前から出た変な症状。10月の教育相談までは、なんとか心のバランスを取れるよう鍛えていかないと…と思ってたら、10月末当たりから、ちょっと状況は悪くなってきて…
それまでも感じてはいたけど、次男の口から出る言葉などなどから判断すると、やっぱり今の担任の先生との関係が引き金かと…
先生が怖いんですね~
次男は、以前から言葉にとても敏感で、例えば『お風呂に入りなさい』という親が子どもに言うことばなのだけど、「~しなさい、って言わんとって
」というんです
(育て方 間違い?
)
で、その担任の先生は、けっこう言葉がぽんぽん出る感じで、あまりじっくり考えてないような印象というか、息子から聞くとそっけない印象というか…
宿題忘れてきた子に「宿題 倍に増やす」と言ったり、普通は宿題のない遠足の日に、「態度悪かったら、宿題出す」と言ったり。次男は、びびってるんでしょうね。
先週、三回目の相談に行った時に見つけた本にあった『強迫性障害』が、まさしく次男の症状ということに気付きました。
約2パーセントの人がなる(日本で250万人)症状で、所謂「強迫観念に襲われる」んですね。「自己完結型(自分で納得する、みたいな)」と「巻き込み型(周りの人間にも同じことを求めたり、乱暴したり)」とあるようですが、次男の場合は明らかに「巻き込み型」です。
でも、こんな症状でも、学校やボーイスカウトの活動など、外ではまだあんまり見られない…というか、本人も気付かれないように『確認作業』はしてると言ってました。そこのコントロールができてるうちは、まだ程度はマシなのかも?
いずれにせよ、この症状、だんだん悪化する可能性ありで、受診も考えなくてはいけないようです。早くに治療にかかれば、早く治まるとか。でも、薬の使用などがあるので、やはりそこは心配です。心の中が少しでも軽くなるようにするのが、先決だと思いました。
この症状の人は、将来『うつ』になる可能性が高い…とも本にあるんです。
怖いですよね。
明日、小学校に行って担任の先生と主任の先生に、お話に行くことにしています。
担任の先生は、まだ経験が浅く、若い先生で、必死で良かれと思ってしているのかもしれません。でも、長く教師をするなら(いや、短くてもですが…)懐を大きくし、いろんな児童・生徒がいることも想定して、子どもとの信頼関係を築いていく必要があります。
私も振り返ってみると、今の考えに至るまでに、いろんな段階を経たわけで…
ただの『若い、イケイケ』(懐かしいことば)と言われた時から、『親になり』、『我が子が小学生・中学生になり』、『教師の立場のない親目線』にもなり…いろいろあったから、今こう考えるんだろうと思います。
教育センターの先生から、「お母さんは、『教師の立場』も知ってはるから、いろいろ悩ましいかもしれませんが、今は『親としての立場』だけを貫いたらいいですよ」と言われました。もちろん、息子が病気になってしまうと困りますもんね。
私自身、息子の状態に振り回されないよう、明るく振る舞う余裕も必要だな、と思います。その方が、事は良いように進む気もします
今、長男がちょっと落ちついたと思ったら、これです
でも、ぼちぼち頑張ります
かなりの長文を読んで頂き、ありがとうございました
トップの画像は、先週近所の病院に行った時、敷地内で撮ったものです。
来週は、不整脈の症状を調べるため、24時間心電図測る機械、つけます!
blogを見返すと、前に次男の気になる様子を書いたのはこのあたり。この時に、3週間前くらいから気になる…と書いているので、症状が出始めたのは、6月半ばくらいなのかな。
もともと几帳面で、ちょっとこだわりがある次男。でも、今年の様子は、初めての症状。7月10日のblogにもあるように、
1「宿題に時間がかかりすぎる(字を何度も何度も消しては書き直す。
丁寧に書けてないことやバランスが気になる)」
2「ゴミを捨てるところをいちいち確認する」
に始まり、
3「学校の持ち物確認(教科書・ノートを1冊ずつ確認、筆箱の中身も確認、
連絡帳に書いている宿題・持ち物をランドセルに入れたら、
『入れた』『やった』とメモする。連絡帳に書いている項目を、
指さしして声を出し、確認」
4「宿題があってるか、私に確認をもとめる」
5「宿題をしている間中、私に側にいるようにもとめる」
6「戸締まり確認(玄関だけでなく、トイレ・部屋・窓・車の扉も)」
7「入浴時に、脱いだ服のポケット確認、靴下を表に返す」
などなど。とっても症状がひどくなったり、ちょっとマシになったりを繰り返しています。
夏休み前には、1~5くらいまでの症状が出てて、学校に行かない夏休みには少し落ちつくかな、と思ってはいたけどやはり宿題に捕らわれ、「一行日記」にも捕らわれ、夏休み終了。
夏休み終了後、9月半ばに市教育センターの教育相談を受けに行きました。(私だけで)
いろいろ話を聞いてもらい、アドバイスをもらい、ちょっと気が楽になり、担任の先生にも話をしたり…。
次の相談は、10月始め。運動会で、子どもは忙しく疲れていることもありましたが、アドバイス頂いたことで、状況は多少よくなったかのように見え、11月の相談でとりあえず終わりましょうか…ということになりました。
10月の相談で言われたことは、次男は「バランスが悪い」のでは、と。
運動のバランスが悪い子は、心のバランスもうまくとれず、心がしんどい時に、こういった状況がでる場合がある…と。
そういえば、10月1日に行ったアスレチック。次男が行きたいと言ったにも関わらず、ターザンロープのような乗り物は、自分一人で乗るのが難しく、私が押さえてあげないと乗れない…。本人も怖がる。
…バランスを取るのが苦手、なんですね。(ただのどんくさいヤツかと思ったら

それは、練習をすることで改善もされるんだ…と。
ちょうど、その頃、次男がやりたがった遊びが、向かい合わせで立って、両手でお互いを押し合い、足が動かないようにバランスを取る遊び。次男は、力が強いので、正直しんどいのですが

あと、ボーイスカウトでよくやるロープ相撲。これもバランスの遊びです。
『感覚遊び 運動遊び』(発達障害の子のための本)も買って、意識するようにしました。
…で、そもそも なぜこんなふうになってしまったか?
新しいことに慣れるのが得意でない次男。保育園から小学校に入学した時、ちゃんと適応できるかな…というのが、なんとなく心配で、私が退職した一因にもなっています。そんなにえげつなく何かがあったわけではないんだけど、ただの私の勘。
小一の4月、やっぱりちょっとしたことでくじける。学校行きたくないと言う。
(ほぉ~んまにささいなこと)
クラスになじむのに時間がかかるのは、毎年のこと。新しい環境に慣れるのに、とっても緊張してるんだろうな、と。
でも、2年3年と進むにつれて、ちょっとずつ慣れるまでの時間が短くなるように感じました。3年の終わりには、担任の先生から聞いたことに寄ると、次男のおとぼけぶりがクラスでウケルことも。そんなふうに、次男はクラスでの『居場所・立ち位置』ができたようでした。
しかし、4年の今年、夏休み前から出た変な症状。10月の教育相談までは、なんとか心のバランスを取れるよう鍛えていかないと…と思ってたら、10月末当たりから、ちょっと状況は悪くなってきて…
それまでも感じてはいたけど、次男の口から出る言葉などなどから判断すると、やっぱり今の担任の先生との関係が引き金かと…
先生が怖いんですね~
次男は、以前から言葉にとても敏感で、例えば『お風呂に入りなさい』という親が子どもに言うことばなのだけど、「~しなさい、って言わんとって


(育て方 間違い?

で、その担任の先生は、けっこう言葉がぽんぽん出る感じで、あまりじっくり考えてないような印象というか、息子から聞くとそっけない印象というか…
宿題忘れてきた子に「宿題 倍に増やす」と言ったり、普通は宿題のない遠足の日に、「態度悪かったら、宿題出す」と言ったり。次男は、びびってるんでしょうね。
先週、三回目の相談に行った時に見つけた本にあった『強迫性障害』が、まさしく次男の症状ということに気付きました。
約2パーセントの人がなる(日本で250万人)症状で、所謂「強迫観念に襲われる」んですね。「自己完結型(自分で納得する、みたいな)」と「巻き込み型(周りの人間にも同じことを求めたり、乱暴したり)」とあるようですが、次男の場合は明らかに「巻き込み型」です。
でも、こんな症状でも、学校やボーイスカウトの活動など、外ではまだあんまり見られない…というか、本人も気付かれないように『確認作業』はしてると言ってました。そこのコントロールができてるうちは、まだ程度はマシなのかも?
いずれにせよ、この症状、だんだん悪化する可能性ありで、受診も考えなくてはいけないようです。早くに治療にかかれば、早く治まるとか。でも、薬の使用などがあるので、やはりそこは心配です。心の中が少しでも軽くなるようにするのが、先決だと思いました。
この症状の人は、将来『うつ』になる可能性が高い…とも本にあるんです。
怖いですよね。
明日、小学校に行って担任の先生と主任の先生に、お話に行くことにしています。
担任の先生は、まだ経験が浅く、若い先生で、必死で良かれと思ってしているのかもしれません。でも、長く教師をするなら(いや、短くてもですが…)懐を大きくし、いろんな児童・生徒がいることも想定して、子どもとの信頼関係を築いていく必要があります。
私も振り返ってみると、今の考えに至るまでに、いろんな段階を経たわけで…
ただの『若い、イケイケ』(懐かしいことば)と言われた時から、『親になり』、『我が子が小学生・中学生になり』、『教師の立場のない親目線』にもなり…いろいろあったから、今こう考えるんだろうと思います。
教育センターの先生から、「お母さんは、『教師の立場』も知ってはるから、いろいろ悩ましいかもしれませんが、今は『親としての立場』だけを貫いたらいいですよ」と言われました。もちろん、息子が病気になってしまうと困りますもんね。
私自身、息子の状態に振り回されないよう、明るく振る舞う余裕も必要だな、と思います。その方が、事は良いように進む気もします

今、長男がちょっと落ちついたと思ったら、これです

でも、ぼちぼち頑張ります

かなりの長文を読んで頂き、ありがとうございました

トップの画像は、先週近所の病院に行った時、敷地内で撮ったものです。
来週は、不整脈の症状を調べるため、24時間心電図測る機械、つけます!

次男くんの不安の原因(だろう)が少し見えてきて
とりあえずは良かったんだろうと思います
fuifuiさんも、センターに相談に行かれて少し見えてきた面もあるでしょうが、その先生のおっしゃる通り
「お母さんは、『教師の立場』も知ってはるから、いろいろ悩ましいかもしれませんが、今は『親としての立場』だけを貫いたらいいですよ」
でいいと思います(キッパリ)
敢えて書いてしまいますが
病気になる
という観念よりも
そういう考え方のクセみたいなものを持った子
として接していくほうがお互い楽かもしれません
私って、ちょっと変わってるのかもしれませんが
子どもの心理検査をしてもらったり、精神科受診(思春期外来も含めて)への気持ちのハードルが低かったりするんです。
それが今は、大事に至らずに済んだかなーとか思ったりします
ご自身の体調も心配ですね。
急に寒くなったりすると体がついていけなくなってきた
無理せず考え込まず過ごしてくださいね。
そして「あなたはあなたのままでいいのよ」と、
思っていなくても言葉に出してあげる機会があればいいなぁ
なんて思ったりしています
nokoさんのアドバイス、『ホッ』とします…
「考え方のクセみたいなもの」…そうですね。
みんなそれぞれにありますもんね。
次男がしんどそうなら、やっぱり受診はしたほうがいいと思っています。
小学生の次男が、直面するであろう困難は、まだまだたくさんあるんで、
その『かわし方』というか、『避け方』も覚えていかないとあかんしね
これまで、「あなたはあなたのままでいいのよ」と、
気の利いた言葉を言ったこともないので
nokoさんのアドバイスのように、ぜひ言ってみようと思います