藤流夢一座「風KAZE」の今日も一所懸命・・ 代表 藤均太郎

田舎の小さな舞踊集団 藤流夢一座「風KAZE」
風にのせて夢の時間をご一緒に今日は何処の空の下・・。

天下分け目の大手術…

2016-10-25 | 日記
いよいよ明日は手術…
睡眠剤を呑んだのに怖くて眠れない
長い長〜い夜だったような気がします
2011年12月12日20時間を越すであろう
手術の日…
看護師さんはいつものように優しい笑顔で何事も
ないかのように手際よく準備をしてくれてます。

家族や子供達…叔父さん叔母さん、姉夫婦に
妹夫婦に…従兄弟に皆んなが心配して遠くの
病院に駆けつけてくれました…それに来れない
けど遠くの地から心配してくれる大切な友達…

手術着に着替えて点滴をして…ストレッチャーに乗せられ
いざ…出発

今でもはっきり覚えてます…
手術室に入る前に皆んなに囲まれ元気付けの
声を掛けてもらい…もう涙が止まりません
午前9時、時間通りに手術室へ…部屋は冷んやり
していてテレビで見るスポットライトが…
担当の看護師さん達はテキパキと準備を…

藤均太郎が様々ことを考える暇もなく…
遂に麻酔が…おやすみなさい

自分が記憶があるのは手術の日から5日が経った
寒い日…龍君が免許取り立てで小雪の降る日に
見舞いに来てくれた日からはっきりと記憶が…
まだICUの部屋の中で遠くにラジオがかかってて
傷口の痛みは全くなく…両手両足を動かして見るとちゃんと動く…💧
アッ俺…生きてる…成功したんだ…
止めどなく涙が流れました…感謝感謝です

27時間に及ぶ手術…途中ひとつしか無い腎臓が
機能しないため透析をおこなったとか…
何度も何度も家族は手術中に報告があるたびに
もうダメか…もうダメかと思うほどだったという

注射もキライな小心者の藤均太郎が
今こうして元気に普通に生活できるのは
東北大学病院の最強の心臓血管外科チームの
おかげです。本当に感謝です…

全国の同じ病気で悩み苦しむ皆さん…
お医者さんを信じ…一緒に戦えば大丈夫です
あれから5年.まだまだ医学が発達しレベルアップ
してるのでもっと楽になっているかも…
藤均太郎が見本ですから…

藤均太郎が子供達の踊りにこだわるのは
お客様に見てもらいたいのもありますが…
自分自信が生きてる証というか…
『いつも一所懸命に…』はこんな体験から後悔の
ないよう
一瞬一瞬の今を生きるという意味です

藤流夢一座『風』の今日も一所懸命に…

藤均太郎の昔話…