JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

Dr. Mahathir Bin Mohamad

2010年01月04日 | アジア

スルタン王宮の前に立つ記念碑 ・・





1989年4月15日、
時の首相 = Dr. Mahathir Bin Mohamad マハティール氏が
マラッカを Historical City = 歴史都市と制定したことが
刻まれています。

ちなみに、4月15日はマラッカ州の祝日となっています。



記念碑には、こんな言葉も刻まれています。

『すべてはマラッカからはじまった』



『マラッカに君臨する者は、ベニスであろうと思うがままである』

マラッカの歴史的価値の高さを示すものです。



1981年から2003年までの22年間、マレーシアを近代化へ率いた
マハティール元首相 (1925年ー) は元医師です。
『アジアは欧米にあらず』 を政治信条に、
『勇気ある政治家』 と称えられてきました。

隣国 シンガポールの指導者
リー・クアンユー氏とはほぼ同じ年齢 ・・
マレー半島の今日の発展に果たした
二人の宰相のリーダーシップは偉大です。



親日家としても知られるマハティール氏は、
著書の中でこんな言葉を述べています。

『日本は、いつまでアメリカの言いなりになり続けるのか。
 なぜ欧米の価値観に振り回され、
 古きよき心と習慣を捨ててしまうのか。
 一体、いつまで謝罪外交を続けるのか。
 そして、若者は何を目指せばいいのか。
 日本人には、先人の勤勉な血が流れている。
 自信を取り戻し、アジアのため世界のために
 リーダーシップを発揮してほしい。』
 
マレーシアの哲人宰相が辞任を機に贈る、
叱咤激励のメッセージ ・・
という書評が添えられています。

jfk-world


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スルタン王宮 | トップ | Baba Nyonya Heritage Museum »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アジア」カテゴリの最新記事