ダーウィンの街の中心にある
「Aboriginal Art アボリジナル アート 」 ギャラリー
ここで絵を描いているロンさん ・・
『Didjeridu ディジュリドゥ 』 に絵を描き始めて
もう20年以上になるそうです。
（8月24日のブログ参照 ）
描かれているのはアボリジニの神話 （伝説 ） です。
しかし、その内容は決して口外されません。
アボリジニは、大切なことは外に漏れることがないように、
絵などにかたちを変えて守ってきました。
絵は、一種の暗号のようなものなのです。
余談ですが、英語の 『Aborigine アボリジニ 』 は、
本来 『先住民・土着民 』 という意味です。
それが、いつしかオーストラリアに住む特定の先住民を
指す言葉となりました。
近年、『アボリジニ 』 は蔑称であり差別的な意味合いが濃い ・・
という理由から 『Indigenous Australians オーストラリア先住民 』
と呼ぶ風潮にあります。
（このブログでは敢えて 『アボリジニ 』 という呼び方を使います ）
上は、オーストラリアの塩湖を空撮したときの画像です。
下はアボリジニの作品です。
アボリジニのアートに多く見られる鳥瞰図 （鳥の目線 ） ・・
つまり、大自然をモチーフにした作品に多く見られる
上空から観察したような構図 ・・
彼らは、どうやって鳥の目線を手に入れることが出来たのでしょう。
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