
桜の季節に、
私は3人の大切な人を亡くしました。

2012年と2013年 ・・・

高校時代からの友人
プランナーでプロデューサーの T君 ・・・

恩人のCMプロデューサー Oさん ・・・

そして、
恩師であるコピーライター Aさん ・・・

あえて職業を明記した理由は、
3人とも仕事が大好きで、
仕事に高い誇りを持っていたからです。

長い付き合いの中で、私たちは
死生観について何度も語り合いました。
最期は ・・・

パッと散りたい ・・・
ひっそりと散りたい ・・・
惜しまれながら散りたい ・・・

思えば、3人とも望み通りの散り際でした。

さくらの 『さ』 は命の響き ・・・

そして、

さようなら ・・・

『ひさかたの光のどけき春の日に
静心なく花の散るらむ』
紀友則 (きのとものり)

こんなのどかな春の日に、
どうして桜は散ってしまうのか ・・・

桜の花と、もののあはれ ・・・

私が暮らす地域では、

日曜日から月曜日にかけての春の嵐で、
今年の桜 (ソメイヨシノ) は散りました。

次の命に約束を託して ・・・

桜には多くの異名があります。
たとえば 『他夢化草 (たむけぐさ)』
漢字がいい ・・・

神仏への手向けの意味があるそうです。

大切な人を想う春。
心を込めて ・・・ 合掌
JFK-World
ありがとうございます。