ホイアンは、
16世紀から17世紀にかけて 「日本人街」 がつくられるほど、
日本とは深いつながりがありました。
東西貿易の中継点として栄えたホイアンの
利権を求めて多くの日本人が移り住んだのです。
1593年に日本人の手によって架けられた橋。
正式名は 「来遠橋 (らいおん橋)」 ・・
通称は 「日本橋」 と呼ばれています。
屋根の付いた橋の真ん中には神社=祠があります。
インドに頭を持ち、
尻尾を日本に持つ巨大な龍が暴れると日本に地震が起こる・・
そんな伝説の龍の胴体をしっかりと押さえておく為に
ここホイアンに神社のある橋がつくられたのだ伝えられています。
遥か故郷を思う日本人の細やかな愛情にあふれた逸話です。
橋の両端には、それぞれ動物が祀られています。
橋は申年に着工して、戌年に完成しました。
jfk-world