
ロイス川 は、
旧市街の外れで大きく右へと蛇行を始めます。

そこに、 カペル橋 と似たもうひとつの橋があります。

「Spreuer Bridge シュプリュアー橋 」 です。

ロイス川のたおやかな流れは、

蛇行と共に、

勢いを増します。

滔滔と ・・・

水音が川辺に響きます。

その水勢を利用するために、

中世、ここに人工の中洲がつくられました。

中洲には水車 ・・・
水車は主に小麦を製粉しました。

(写真中央 旧市庁舎 )
小麦粉は、ここから500メートルほど上流の
市庁舎 に運ばれ売買されました。

耳を澄ませば、
小麦粉を運ぶ馬車の音が聞こえてきそう ・・・

中世の街の様子が目に浮かびます。

過去は必然の積み重ね ・・・

「シュプリュアー橋 」 もまた歴史の忘れ形見です。
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