Hans Christian Andersen
ハンス・クリスチャン・アンデルセン (1805年ー1875年)
生涯に150を超える童話を遺し、
それは150ヶ国以上の言葉に翻訳されています。
また、アンデルセンが作詞 した 『デンマーク 我が祖国 』 は、
第2の国家として、デンマーク国民に親しまれています。
オーデンセは、アンデルセンが生まれた街です。
(12月16日のブログ参照 )
靴職人の家庭に生まれたアンデルセンは、
14歳までこの街で過ごしました。
いまも人々が日常を営む19世紀の街並み ・・
アンデルセンが幼い頃に見ていた風景が
当時とまったく変わらない姿で残っています。
アンデルセンが生まれた家は、資料館として保存されています。
アンデルセンの生い立ちには、様々なエピソードがあります。
父は貧しい靴職人だったというのが通説で、
たぶんこれは事実でしょう。
興味深い逸話は、
アンデルセンは、実は王族の私生児だったというものです。
靴職人であった父は、
常々、ロイヤルファミリーとつながりのある家系であると
公言していたそうです。
Frederick VI
フレデリック 6世
私生児であったという明らかな証拠は存在しませんが、
時のデンマーク王 = フレデリック 6世 (1768年ー1839年)が、
アンデルセンの学費などの庇護者であったことは史実です。
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