
Mayfair
メイフェア
ウェストミンスターにあるロンドンの中心街 ・・
もっともファッショナブルで、
各国の大使館なども多く建ち並ぶ地区です。
17世紀から18世紀にかけて、
毎年 May = 5月に、様々な Fair = 商業市が
開催されていたことが名前の由来です。
この界隈は、
18世紀後半にはロンドンでいちばんの高級住宅街となりました。
それらの高級住宅を改装し、
またそこに新たな建物が加わり、現在の街の姿となりました。


オールド ボンド ストリート ・・
高級ブランド ブティック ・・


そして、レトロなアーケードが有名です。

リージェント ストリート ・・

「メイフェア」 の大部分は、この地区の開発者である
ウェストミンスター公爵の所有地です。
ウェストミンスター公爵というのは、
ヴィクトリア女王によって
貴族 = グロブナー家に与えられた爵位です。
(2月27日のブログ参照 )
つまり、ウェストミンスター地域の公爵という意味です。
(現在行政区としてはシティ・オブ・ウェストミンスターと呼ばれる)
グロブナー家の当主は6代目 ・・
イギリスで最も裕福な貴族といわれています。
大きく湾曲した通り = リージェント ストリート ・・
広大な土地を個人が所有していることによって、
このように大胆で個性的な街づくりが可能になったのでしょう。

メイフェアの一角に、紳士服 『セビロ (背広) 』 の由来となった
高級テーラーが並ぶ通り = 「サビル ロウ」 があります。
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