JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

1940 ~ 60年代のマリア・ライヘ博士

2014年01月05日 | 南アメリカ

これは、1960年代 ナスカで地上絵の研究 (計測 ) をする
マリア・ライヘ博士の写真です。
この写真は世界的に有名となり、
ナスカの地上絵の存在を世界中に知らしめることになりました。



1940年代から1960年代を通じて、
彼女は地上絵の研究に没頭しました。



妹 レナーテから贈られたフォルクスワーゲンを使い、
ナスカ平原に寝泊りすることも多々ありました。
(1月4日のブログ参照 )



繊細な地上絵には、クルマでは近づけません。
彼女が徒歩で計測してまわった面積は、
150平方キロメートルにもおよぶそうです。
(単純計算で東京ドーム3000個分以上 )



彼女は、ポール・コソック博士の説を踏襲し、
(2013年12月30日のブログ参照 )



地上絵が太陽の軌道と関連していることを
数学的なアプローチによって証明しようとしました。



また、彼女は、地上絵は星座と関連していると主張しました。
この図は、
地上絵とおおぐま座・こと座の関係を表しています。



1968年、彼女は 『Mystery on the desrt 』 を出版しました。
(ドイツ語、英語、スペイン語 )
1940年代から始まった研究の集大成です。
(原稿は1949年に書き上げていた )
出版は大成功を収め、
地上絵の存在をさらに広く知らしめる結果となりました。
世界中から、地上絵を見るために
多くの人々がナスカを訪れるようになり、



彼女は、新たな使命に立ち向かうことになりました。

jfk-world






































コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Dr. Maria Reiche マリア・... | トップ | 1970代のマリア・ライヘ博士 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

南アメリカ」カテゴリの最新記事