タイでは、男子は人生の一時期、
自らの意志で出家するという風習がいまも残っています。
きのうご紹介した 「ワット マルプルタラム」 は、
そんな出家者が修行する寺院のひとつです。
撮影取材に訪れた朝も、多くの出家修行者が読経中でした。
タイでは、ほとんどの男子が、多くは若い頃の一時期出家します。
短い場合でも 2~3ヶ月 ・・
長い場合は 1年以上出家し修行を続けるそうです。
副住職は語ってくれました。
「人は功徳を積みながら生活することで幸せになれます。
つまりお寺に奉仕をして、お経をあげることです。
修行を通して心のレベルを上げることで得られる幸せほど、
尊いものはありません。」
「幸せであるには、悪事を絶ち、善い行いを心がけること ・・
心を清らかにして、
物欲しさ、怒り、無智 を遠ざけることです。」
出家 ・・
先進都市 バンコクの普通の暮らしに息づく仏教文化です。
喧騒と静寂 ・・
混沌と秩序 ・・
一見ミスマッチなバランスがバンコクの魅力です。
(10月16.17日のブログ参照)
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