厳重な門扉の向こうの国王住居部分と、
その他の建物の内部に入ることは制限されていますが、
王宮の敷地内は比較的自由に見て回ることができます。
手入れの行き届いた花々 ・・
そして穏やかな色合いの建物 ・・
観光客の姿も少なく、散策には最適な場所です。
向かって右側の建物は図書館です。
中には膨大な数の経典が収められているそうです。
カンボジアは、国王をはじめ国民のほとんどが仏教徒です。
王宮建築群の中に立つひとつだけヨーロッパ風の建物 ・・
「ナポレオン3世の館」 と名づけられたこの建物は、
ナポレオン3世の妻ユージーヌ王妃から
ノロドム王に贈られたものです。
19世紀におけるヨーロッパ列強と
インドシナ半島の国々との関係が伺える建物です。
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