
「カピタン 」 とは、ポルトガル語で 『長 』 を表します。

「カピタン部屋 」 と名付けられた
出島でひと際立派なこの建物は、

オランダ商館の商館長の住居です。

江戸幕府の役人をはじめ、
オランダから有益なものを手に入れるため、
全国の大名の使者がここを訪れ商談しました。

時に商談は大人数で行われたのでしょう。

ワインが振舞われたことが窺えます。

晩餐の様子も再現されています。

当時の日本人にはめずらしかったであろう
ガラス細工や洋食器 ・・・

この部屋では重要な客人をもてなしたのでしょう ・・・
豚の頭の丸焼きや、

野鴨の揚げもの ・・・
いずれも、
江戸時代の日本人には驚きの料理だったはずです。
注: 出島では、
ボランティアガイドから詳しい話を聞くことが出来る。

晩餐の後は舞踏会 ・・・
いまは埋め立てられてしまいましたが、
当時はベランダのすぐ下が海でした。
(いちばん上の写真参照 )

歴史が好きだというイギリス人のゲスト ・・・
船の中で長崎の歴史をしっかりと予習してきたそうです。
少しだけどや顔 ・・・

クイーン メリー 2 のゲストは、
もう一ヶ所長崎の史跡を訪れました。
jfk-world
機会があれば調べてみたいと思います。
7.8年前に、2年にわたり琉球王朝文化の取材を行ったことがあります。祈りの際、供物には豚の頭がありました。
世界はワンダーランドですね。