ウクライナの オデッサ ・・・
オペラ・バレエ劇場 に程近く、
ロシアの国民的詩人 ・・・
アレクサンドル・プーシキンが、
(1799年ー1837年)
1823年から
約1年間滞在したホテルがあります。
そして、その建物の一部が、
『プーシキン文学記念館』として
一般公開されています。
専制政治を批判したとされ、
住んでいた サンクトペテルブルグを
追われるようにオデッサへの逃避行。
わずか1年ほどの短い滞在でしたが、
この記念館では
プーシキンの旺盛な創作意欲を
窺い知ることができます。
また、プーシキンはオデッサ滞在中、
社会的地位の高い女性と
不倫の恋に落ちたと伝えられます。
その思いを綴ったのか、
こんな詩を残しています。
ー『夜』 1824年 ー
私の声は君を思うと
優しくなったり
物憂げになったり
静かに更けゆく暗い夜を乱す
私の寝床のかたわらに
悲しげにろうそくが燃えている
私の言葉はひとつに集まり
さざめきあい
恋の流れとなって動き出す”
(意訳しています)
感情に寄り添い、
ロシアを代表する詩人にまで
上り詰めたプーシキンですが、
自らの妻をめぐる決闘の末、
38歳の若さでこの世を去りました。
Sting
Help Ukraine
♪Russians♪ の特別バージョンですね。
JFK-World