カレル橋の両側には、
それぞれ15体ずつ計30の聖人像が並んでいます。
これらの聖人像は、最初から橋にあったものではなく、
多くが18世紀から19世紀にかけて付け加えられたものです。
一番最初に橋の欄干につくられたものは、木製の十字架でした。
後に十字架はブロンズ製に変わり、さらに聖人の彫像が次々に
建てられていったそうです。
カレル橋の上には、ところどころ川に突き出た場所があります。
ここは処刑場として使われていました。
斬首された罪人を、ここから川に投げ捨てたそうです。
十字架は、罪人の最後の祈りのためのものです。
多くの観光客で賑わうカレル橋には、意外な歴史がありました。
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