1970年、
ベトナム戦争に巻き込まれカンボジアで内戦がはじまります。
アンコールワットヘ向かう道沿い・・
地雷被害者が援助を求めていました。
世界の歴史上最悪と言われるポル・ポト派による大虐殺では、
170万人ものカンボジア人が命を奪われ、
無差別にばらまかれた地雷は、
いまも多くの罪なき人々を傷つけ続けています。
いまなお残っている地雷の数は1000万個以上といわれています。
野老康宏 (ところ やすひろ) さんの写真集
「生と死と地雷」 が並べられていました。
内戦を乗り越えてもなお、
多くの人が地雷の危険と隣りあわせに生きています。
カンボジアにおける地雷被害者は、
1/236 人という統計があります。
これは恐るべき数字です。
子どもたちが駆け回るそのすぐそばにも、
無数の地雷が放置されたままです。
私たちには遠い国の出来事・・しかし、これは現実です。
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