ペルシャ湾につながる入り江 ・・・
Dubai Creek ドバイ クリーク
19世紀の初め、小さな漁村だったこの地に、
ひとりのシェイク (首長 ) が ドバイ首長国 を建国しました。
(1960年代のドバイ クリーク ウィキペディアより写真借用 )
1958年、
アブダビ首長国 (現在のアラブ首長国連邦の首都 )で
油田が発見されます。
(1960年代 クリークの北岸旧市街 ウィキペディアより )
そのことに刺激を受けたのか、ドバイの首長は、
近代都市の建設を夢見ます。
注: ドバイやアブダビをはじめ、
7つの首長国が
『アラブ首長国連邦 』 となったのは1971年。
ドバイの首長は、
クリークの水深を深くする土木工事に着手しました。
そして、船の往来を促し、
貿易の中継基地を築き上げたのです。
それからおよそ半世紀 ・・・
ドバイは異例の速さで大繁栄を遂げました。
クリークには、
Abra Boat アブラボート と呼ばれる
いわゆる渡し舟が忙しく行き交います。
岸辺には、クリークを遊覧する船が係留されています。
こちらは、
アラビア海やインド洋で活躍した木造帆船 = ダウ船 ・・・
心地よい風を受け、観光客を楽しませます。
高層ビルとは対照的 ・・・
低い建物が並ぶエリアは 「スーク 」 です。
地球を西へ ・・・
これまでに撮影・取材したおもしろい場所を紹介しています。
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