浅草寺から西に広がるレトロな町並み ・・
(2月26日のブログ参照 )
情緒あふれる店舗が並びます。
この古めかしい文字は、
古典落語などに出てくる 『富くじ 』 と読みます。
いまの 『宝くじ 』 のようなものです。
この店は、文字通り宝くじの販売店です。
外観上部の木の札に書かれているのは古典落語の演目です。
そして、番号は、噺の中での 『富くじ 』 の当たり番号です。
粋な 『げんかつぎ 』 ですね。
さらに西に進むと演芸の町 『浅草六区 』 です。
明治初期の区画整理で、浅草寺の境内に生まれた歓楽街です。
多くの芸人が浅草から誕生しました。
テレビのない時代、娯楽の中心だった場所 ・・
その中心的な存在 『浅草演芸ホール 』 は、
いまも現役で多くの人を楽しませています。
『電気館 』 の名前で知られたこの建物は、
日本初の常設映画館でした。
(それまでの映画は映写機を会場に設置して上映する移動式 )
1903年にオープンし、1976年に映画館としての役目を終えました。
現在は、住居を含む商業ビルとなっています。
浅草寺を離れ隅田川沿いに出てみると、
そこには墨田区役所、東京スカイツリー、アサヒビール本社ビル ・・
街は、生き物のように変化し続けています。
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