かつて、この建物の中には裁判所や財務室が置かれ、
リトアニアの首都 ビリニュス の司法と行政の中心でした。
(地下には刑務所も )
現在は、観光案内所が設けられています。
旧市街の中心、 パルテノン神殿 を思わせる
「Old Town Hall 旧市庁舎 」 です。
大聖堂 と同じネオクラシック様式 ・・・
大改築の時期も同じく18世紀末です。
(どちらもゴシック様式からネオクラシック様式へ )
18世紀半ばから19世紀初頭にかけて、
ヨーロッパではネオクラシック ・・・
つまり、新古典主義が流行しました。
新古典主義とは、バロックやロココに象徴される
甘美・華美な様式を退廃的とし、
ギリシャやローマの古典を範とする表現様式です。
旧市庁舎の前は大きな広場になっています。
名前は 『市庁舎広場 』 ・・・
たとえば、フランス パリの コンコルド広場 など、
広場のある街づくりはヨーロッパの特徴です。
公園とはまた違う広場 ・・・
広場は街の顔です。
市民も観光客もそこに集います。
ヨーロッパの大きな街には必ずある広場 ・・・
広場には、興味深い歴史があります。
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