今回 高知 に行ったもうひとつの目的は、
高知商業高校を訪ねること ・・・
およそ半世紀前、私は高校球児でした。
私たちの先輩は
夏の甲子園で王選手の早実と闘いました。
試合には敗れましたが、
この事実は私たちの勲章です。
これは、母校 大阪府立寝屋川高校
硬式野球部50周年の際に、
王さんからいただいたメッセージです。
2018年春には後輩たちが、
根尾、藤原選手らがいた
あの大阪桐蔭高校を
崖っぷちまで追い詰めました。
（平成30年5月13日 サンケイスポーツ）
これも私たちの勲章です。
（今週月曜日 高知商業の練習風景）
さて、私たちのチームは
3年生の春 高知に遠征し、
高知商業と練習試合を行いました。
2戦して2敗 ・・・
宇高連絡船で瀬戸内海を渡り
乗り込んだ高知 ・・・
対戦相手は全国的に有名な古豪 ・・・
夢のような出来事 ・・・
私たち自身が手に入れた勲章 ・・・
あの春の大切な思い出を
もう一度噛みしめるために、
今回 高知商業高校野球部を訪れました。
現在の監督は、
球道くんこと中西清起投手を擁し、
春の選抜で優勝したチームの
主将だった方です。
監督とは
しばし野球談議で盛り上がり、
高知商業高等学校野球部
100周年記念誌までいただきました。
記念写真も ・・・
コロナ禍で （PCR検査は受けています）
選手たちと話はできませんでしたが、
夕暮れが迫るグラウンド ・・・
感慨深い時間になりました。
全国高等学校野球選手権大会の歌
♪栄冠は君に輝く♪
美しい日本語ですね。
JFK-World
監督と話が盛り上がりました。
高知で唯一市立の高校で 地元では昔から(シショー)の名で親しまれています。
高知市桟橋通にあった校舎が大谷に移ってから もう50年は経っています。
谷脇一夫監督時代のシショーは強く 決勝戦で中西投手が帝京の伊東投手と
投げ合い全国優勝したときは 県民が大喜びしました。あれから40年です。
今は県代表で甲子園入りするは 明徳高が常連となりました。
県外からの選手が多い明徳よりも 地元選手の多いシショーに出て欲しいですが
高校野球王国と言われた高知が今は弱くなり 甲子園での1勝に難儀しています。
有意義な高知旅でしたね。『栄冠は君に輝く』これを聞くたびに涙が出ます。
子どもの頃から一緒に野球をやっていた友だちと同じチームで甲子園に行く・・・
これが高校野球の理想ですね。
シショウの現監督も同じことをおっしゃっていました。
できれば県内の子を取りたいと。
やさしい監督です。
あの監督のもと、シショウはきっと強くなると思います。