
ヨーロッパの古都には欠かせない大聖堂 ・・
「ベローナ大聖堂 」 は、ベローナの人々から
単に 『Duomo ドゥオーモ (大聖堂 ) 』 呼ばれ親しまれています。

この場所には、元々ふたつの小さな教会が建っていたそうです。
1117年に起きた地震でふたつの教会は壊滅しました。
その場所に建てられたのがこの 「ベローナ大聖堂 」 です。

建設は12世紀の終わり頃から始まりました。
その後、何度も増改築が繰り返され今日に至っています。

外からの光が神々しく舞い降りる聖堂内に入ると、
やさしさに包まれているという印象です。

柱には、少し赤みを帯びた大理石が使われています。
ベローナが属するイタリア北部のベネト州は、
良質で豊富な大理石の産地です。

豊かな天然素材が、この美しい大聖堂 ・・
そして、あの巨大な 「アレーナ 」 を生みました。
(4月8日のブログ参照 )

聖堂内には、目を見張るほど多くの彫刻が施されています。

それぞれが表しているのは聖書の物語り ・・

彫刻と絵画からなるいくつもの祭壇が続いていることが
「ベローナ大聖堂 」 の特徴です。

絵画は、どれも名画ばかりです。
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